オシロイバナ


朝5時、顔を洗って雨戸を開ける。
すると羽音がする。
ブルブルというセミの羽音である。


目の前にあるゴーヤのスダレを見ると、カマキリがセミをしっかりと抱きしめていた。
普通はジージーと鳴くがこれはメスで鳴かない。
残念、写真のピントが合っていない。


まだNikonのカメラを使いこなせないのだ。
情けない。


ムックと散歩に出る。
武蔵野線の向こうに赤い朝日が昇るところ。

用水にオッサンがいた。
このかっこうは本格的な釣り師じゃない。


散歩から戻ると再びカマキリを見た。
おや、もうこんなに食べちゃった。
嫌いな方には残酷な写真です。


特にまんてんのマスターは見ないでください。


ゴーヤの葉っぱにセミの抜け殻があった。
セミが羽化した瞬間カマキリにやられたのだろう。


セミをカマキリが、カマキリをムクドリが、ムクドリの雛をカラスが食べる自然界の連鎖..。



今日もホームセンターに行く。
ママがどうしても玄関にロータリー網戸を取り付けたいと言う。
今は網目のカーテンがある。
私は面倒だから(組み立ては苦手)としり込み。


係りの人にいろいろと聞いて本体と付属部品を買ってしまった。
「大丈夫?組み立て出来るの?」とムックも心配そうだ。

今日もやっぱり...暑かった。
部屋を涼しくしてDVD「2012」を観る。
スケールが大きくて製作費はかかっていそうだが、感動はなかった。


夕方の散歩は久しぶりに近所の陸橋下。
オシロイバナが咲いている。
幼い頃、実家の前にも咲いていたような気がする。


そうそう思い出した。
中学の頃、クラスの女子生徒に「○×さん(私)ち知ってるわよ、赤いゴミ箱があってオシロイバナがある家でしょ」と言われた。


花が咲いた後の黒い種で遊んだ。
爪で潰すと真っ白な粉が出てくる。
つまりオシロイ。


陸橋の上に登る。
傘のような雲が伸びている。


この傘の後ろに夕日が隠れているのだ。


カメラを南に向けると東京スカイツリーが見える。
越谷も東京に近いと言うことだ。