夕陽が茶色の水辺を照らす
途中でムックを車に入れて私も買いものに参加。
水やアクエリアスを買う。
レジで並ぶ。
正午までサービスデーとあってレジは行列。
こういった特売日を狙って年金暮らしの老人が多い。
そのお年寄りはレジの支払い動作が極端に遅い。
財布を開いてゆっくりとたたんだお札を広げている。
それでもレジ係りは辛抱強くにこやかに対応。
高齢者は、これからどんどん多くなるのだから..。
午後、バリエの本屋に行く。
天気がいいからじっとしていられない。
3階の書店は、ジャンル別に書籍棚が分かれている。
買う前に自由に読んでくださいと椅子も置いてある。
立ち読みしていると、追い払おうと店主がハタキをかけるのは昔の話。
本屋が込んでいるとホッとする。
まだ日本は大丈夫だな、と思うのだ。
そうそう、夜のテレ朝「速報スポーツLIVE」に石川遼くんと菊池雄星くんの対談をやっていた。
実にフレッシュな対談である。
暗いニュースが多い中、気持ちが明るくなる。
お互いにプレゼントをするコーナーで、雄星くんは自分が読んでためになった本を2冊遼くん送った。
これは意外だった。
この新人投手、やるかも知れないぞ。
遼くんはTシャツだった。
話は戻って3時半から、ムックを抱いて元荒川の土手に行く。
夕陽が茶色の水辺を照らす。
遠くに白鷺が見える。
土手の斜面に腰をかけてラジオを聞く。
爆笑問題の日曜サンデー。
ゲストに吉永小百合が登場。
おふざけの爆笑問題と大スターで下手な番組は出ない吉永小百合。
だから今までは接点はない。
でもけっこう面白かった。
私と同じ年の吉永小百合は全くイメージを変えずに50年も芸能界第一線にいる。
すごいと思う。(映画に出ないときもCMで稼いでいる)
今回の出演は今月末に公開する「おとうと」の宣伝のためだった。
いわゆる番宣。
弟役の松福亭鶴塀は、渥美清がやった寅さん的キャラのようだ。
山田洋次監督は寅さんを忘れることができない。
ムックを連れて土手下を歩いていたら可愛いチワワがいた。
それも4匹。
複数を一緒に飼うと、ペットにとって楽しいかも。
帰り武蔵野線を越える陸橋を自転車で上る。
これが結構キツイのだ。
ウオーキングしている中年男性を追い越した。
おや、ご近所のB馬さんの旦那さん。
ニット帽をかぶった私が分からないだろう、声を掛けなかった。