カメラの向こうに

osyousan2009-11-22


日曜の朝はゆっくりと起きる。
8時過ぎにムックの散歩。
あまり遅いと、お腹が減ったムックが胃液を吐くことがある。


武蔵野線の土手に真っ赤な紅葉。
雑草だと思うがとても目立つ。
赤くなり始めて1ヵ月以上はたつ。


先週PCデポでCanonのインク3色セットを買った。
セットで買うと割安である。
昨日からプリンターに入れたが、印刷された色はかすんで最悪。


こりゃだめだ。
私のプリンターに対応していないのだろう。
待てないのでコジマ電気にある一色づつのを買おう、と思った。


ママが「PCデポに現物を持って行って聞いたら」と言う。
そうしょうか、とインクをプリンターから外してしげしげと見た。
すると「ここを外してください」というシールを発見。


えっ、シールを取らなければインクが出ない。
そう言うことだった。
情けない。


今日もパソコンでお仕事。
訪問の報告を作る。


合間にスポーツ番組のTVを観る。
プロ選抜と大学野球の中継。
早稲田大のハンカチ王子が初めて対峙したプロは巨人の坂本。


相手が悪かった。
王子は実力と人気を兼ね備えた坂本にヒットを打たれた。
そしてペナントレースでは余り活躍しなかった阪神の新井にヒットを打たれ、あっけなく1点をとられた。


こりゃプロの一方的な勝利になるな、と持っていたが結果は、1−1の引き分けだった。
大学生に引き分けとは。


ゴルフは男子ダンロップフェニックスと女子エリエールレディスを同時に観る。
エリエールにすごいアマが出てきた。
16歳の野村敏京(ハルキョウ)選手。
父が日本人で母が韓国人とか。


早く日本語を覚えようね。


夕方、ママとムックで買いもの出かける。
「じゃあそろそろ行こうか」と言うとムックは耳をピクッと動かして反応する。
「行く」という言葉を覚えている。


これは着物を着せる途中の写真。


ママがスーパーで買い物をしている間にムックの散歩。
とても寒い。


スーパーの駐車場には交通整理のオジサンが3人。
白い防寒コートを着ている。
そのうちの一人、腰が曲がっている。
70歳を超えていそうだ。


自転車のライトを取り換えてもらおうと銭湯の近くにある自転車屋に行く。
丁度若い夫婦が自転車に発電機をつけてもらったばかり。
「今、あのご夫婦もこのLEDのライトをつけたんですよ、これは優れもので光が強いんですよ」と自転車のオヤジが説明する。


いくら?と聞くと「普通のは1,500円ですが、LEDは2,500円です」と言う。
「じゃあLEDのやつで」と流れで答えてしまった。


確かに光が強い。
2,500円で事故が避けられれば安いもんである。

今日は11月22日。
ごろ合わせで、いい夫婦という意味らしい。
わが夫婦は一日中一緒だった。


たいした会話もなく..。


テレ東の「田舎に泊まろう」を見たら泣けてしまった。
この番組を見て泣くのは私みたいな涙腺が弱くなった老人だろう。
山形訛りの強いタレント佐藤唯が広島の田舎を歩く。


夜遅くなって訪れたある屋敷で頑固そうなオヤジに「こんな夜に、、警察を呼ぼうか」と因縁をつけられた。
心の狭いそこのオヤジ、あんたの顔は全国に放映されているぞ。
カメラの向こうに全国民の目がある。


13年前に妻を亡くし89歳の母親を抱えた50代後半のお父さんが、彼女を泊めてくれた。
この放送によって愛妻の生前の姿が全国に流された。
素晴らしいプレゼントだと思い涙が流れてしまった。


この番組には私みたいなフアンがいる。
それにしても涙もろくなったなあ。


最後はやっぱりムック(しつこくてすみません)。
テーブルに置かれた芋ケンピを食べたくてお預けをしている。