ぶらり上野、浅草の旅

osyousan2009-10-09


キンモクセイが香る公園で散歩。
ムックのモシャモシャ顔も今日まで。
明日、犬のとこやさんに行くことになっている。



今日は、個人的には休みだが職場に行く。
ここんとこ、ちょっと仕事に追われているので資料を自宅に持ってくるため。


職場にいたのは1時間ちょっと。
その後は上野に出る。
いい天気だから気分転換にブラブラと歩く。


最初は下谷神社。
大きな鳥居で外人が写真を撮っていた。


この鳥居のわりには本堂は小さい。
境内に鳥小屋があり黒い鳩が1羽いた。
看板には「ニワトリのピーちゃんは他界しました、鳩は怪我が回復するまで保護します」と書いてあった。


かっぱ橋商店街の入り口はニイミの巨大コックさん。
下から見るとこんな顔。


茶碗の売り出しをやっていたので魚皿を2つ衝動買いしてしまった。


仲見世は造花の紅葉で飾られている。
観光客の中に修学旅行の生徒が目立つ。
写真は宝蔵門。


腹がへったので「U寿司」に寄った。
25年前から安くて旨い寿司屋ということで、よく仕事帰り寄り道した。


昼時なのに客はたった一人。
「25年間来てるけど、こんなに空いているのは初めて」と言ったら
相変わらず無愛想な板さんがちょっと間をおいて「あの時と比べたら景気が悪いもん」とボソッと答えた。


この店に来るとまずマグロとイカ(紅白という)を注文。


飲み物は瓶ビール。
次はイワシを食べたかったが、ないのでサンマにした。
その後はゲソ。
安いものばっかりだが、好きなのだ。



もう少し飲みたい。
ここのアルコールはビールと日本酒しかない。
値段を見たらビールは800円になっていた。


その他の値段も上がっていた。
客が少なくなったのはこのせい?


中年女性が外人客を連れて入ってきた。
痩せた日本人の倍はありそうな太った白人女性。
「メニューないの?」と聞くと、ちょっと間をおいて板さんが「別にメニューはないんだけど、セットで並寿司や上寿司はあります」と答える。


「じゃあ上寿司2つ」と注文していた。
私は梅しそ巻きを食べて店を出た。
この店も魅力がなくなったなあ、と思いながら..。


ほろ酔い気分で浅草寺に戻る。
境内裏に「影向堂」がある。
これを「ヨウゴウドウ」と読ませるのだ。


外人が撮影用の大きなカメラ立てて準備をしていた。
浅草は外人が多い。


可愛い着物を着せられた地蔵様。
普段は気がつかずに通り過ぎていたが、これは目立つ。



11時からやっている居酒屋「浅草三ちゃん」に寄った。
浅草では伝説的な居酒屋である。
カウンターに中年客が3人。


この店のおすすめの牛筋の煮込みとチューハイを頼む。
顔なじみの客と店主は禁煙談義で盛り上がっていた。


メニューが少ないので私向きじゃないかも。


この店にいたのは30分くらい。
仕事のことも忘れて益々いい気分で駅に向かう。
ガードのところにお相撲さんが2人いた。
するとオバチャンが「写真、撮らせてね」とカメラを構えた。


「俺たちカメラで撮るほど有名じゃないよ」とでも言いたそうな顔。



浅草駅から始発に乗ると1分で眠ってしまった。