ぶらり上野、浅草の旅
キンモクセイが香る公園で散歩。
ムックのモシャモシャ顔も今日まで。
明日、犬のとこやさんに行くことになっている。
今日は、個人的には休みだが職場に行く。
ここんとこ、ちょっと仕事に追われているので資料を自宅に持ってくるため。
職場にいたのは1時間ちょっと。
その後は上野に出る。
いい天気だから気分転換にブラブラと歩く。
最初は下谷神社。
大きな鳥居で外人が写真を撮っていた。
この鳥居のわりには本堂は小さい。
境内に鳥小屋があり黒い鳩が1羽いた。
看板には「ニワトリのピーちゃんは他界しました、鳩は怪我が回復するまで保護します」と書いてあった。
かっぱ橋商店街の入り口はニイミの巨大コックさん。
下から見るとこんな顔。
茶碗の売り出しをやっていたので魚皿を2つ衝動買いしてしまった。
仲見世は造花の紅葉で飾られている。
観光客の中に修学旅行の生徒が目立つ。
写真は宝蔵門。
腹がへったので「U寿司」に寄った。
25年前から安くて旨い寿司屋ということで、よく仕事帰り寄り道した。
昼時なのに客はたった一人。
「25年間来てるけど、こんなに空いているのは初めて」と言ったら
相変わらず無愛想な板さんがちょっと間をおいて「あの時と比べたら景気が悪いもん」とボソッと答えた。
この店に来るとまずマグロとイカ(紅白という)を注文。
飲み物は瓶ビール。
次はイワシを食べたかったが、ないのでサンマにした。
その後はゲソ。
安いものばっかりだが、好きなのだ。
もう少し飲みたい。
ここのアルコールはビールと日本酒しかない。
値段を見たらビールは800円になっていた。
その他の値段も上がっていた。
客が少なくなったのはこのせい?
中年女性が外人客を連れて入ってきた。
痩せた日本人の倍はありそうな太った白人女性。
「メニューないの?」と聞くと、ちょっと間をおいて板さんが「別にメニューはないんだけど、セットで並寿司や上寿司はあります」と答える。
「じゃあ上寿司2つ」と注文していた。
私は梅しそ巻きを食べて店を出た。
この店も魅力がなくなったなあ、と思いながら..。
ほろ酔い気分で浅草寺に戻る。
境内裏に「影向堂」がある。
これを「ヨウゴウドウ」と読ませるのだ。
外人が撮影用の大きなカメラ立てて準備をしていた。
浅草は外人が多い。
可愛い着物を着せられた地蔵様。
普段は気がつかずに通り過ぎていたが、これは目立つ。
11時からやっている居酒屋「浅草三ちゃん」に寄った。
浅草では伝説的な居酒屋である。
カウンターに中年客が3人。
この店のおすすめの牛筋の煮込みとチューハイを頼む。
顔なじみの客と店主は禁煙談義で盛り上がっていた。
メニューが少ないので私向きじゃないかも。
この店にいたのは30分くらい。
仕事のことも忘れて益々いい気分で駅に向かう。
ガードのところにお相撲さんが2人いた。
するとオバチャンが「写真、撮らせてね」とカメラを構えた。
「俺たちカメラで撮るほど有名じゃないよ」とでも言いたそうな顔。
浅草駅から始発に乗ると1分で眠ってしまった。