口をつけずに待っていた。

osyousan2009-04-30


痛風の薬をもらいにT橋クリニックへ行く。
用水わきに赤い煉瓦の新しい散歩道が完成していた。
この葛西用水徳川家康が作った、との説明看板が立っている。
歴史があるんだなあ。



クリニックの受付で診察券を出して待つ。
120キロ以上はある若者が入ってきた。
黒い背広にネクタイ。


とても具合悪そうには見えない。
看護婦さんと何事か話をして、「じゃあ、また来ます」と帰った。
製薬会社の営業だろう。


処方箋をもらって外に出ると、先ほどの太った若者が白いマーク2に乗って携帯電話をしていた。
やっぱり薬のセールスマン。


薬局で薬をもらい商店街のほうに行く。
今日の昼は何を食べよう?
お目当てのT食堂は休みだった。


じゃあ家でムックと一緒に食べよう、と東武ストアでシャケ・海苔弁当買う。
商店街に戻るとあのセールスマンが巨体をゆすって歩いている。
今度は商店街にあるクリニックだな。
じゃあ、白いマーク2はセブン・イレブンに止めているだろう、と推測。


セブン・イレブンの駐車場を見たらマーク2があった。
クイズが当たったような快感。


我が家のバラがポツポツと咲きだした。
毎年5月には律義に咲いてくれるのだ。


昼食を食べるとBS放送で「スケアクロウ」をやっていた。
ジーンハックマンとアル・パッチーノ。
観ているうちにうとうと。


3時過ぎにまたムックと土手に行く。
水門のところにシートを敷いて座る。
ラジオを聞きながらのんびり、のつもりだった。


シートの上にポトポトと緑色のアブラムシが落ちてくる。
見上げたら桜の木だった。
こりゃだめだ。


場所を変えた。
今度は土手下。
ワンコが通るたびにムックが反応する。


夕食は、お好み焼き屋に行くことにした。
娘が「ムックはお留守番ね」と言う。
その瞬間、ムックはコタツの中に入って出てこない。


6時過ぎに「お好み焼き屋S」に行くと我々3人が最初の客だった。
ますはミックスお好み焼き、それと岩槻産のシイタケのバター焼き。


次は海鮮もんじゃと明太子もんじゃ。
我が家では、もんじゃのほうが好きである。




もんじゃの写真は決して旨そうには見えないのだ。


1時間半ほどして家に帰る。
ムックが夕食(ドッグフード)に一切口をつけずに待っていた。
一通り喜ぶとやっと食べ始めた。


明日はバス旅行で秩父羊山公園に行くのだ。
だからムックは留守番。
今度は朝食を食べ終わるまで悟られないようにしよう。