時計のベルト

osyousan2008-12-09


朝、散歩を終えてパソコンを叩いていたら門扉が開く音。
ムックは吠えて玄関に行く。
台所にいるママは気付かない。


そのまま客は去っていった。
誰だろう?


ママが外に出るとドアノブにビニール袋がぶら下がっていた。
中身は娘の好きなチーズなどが入っている。
そう、昨晩娘と電話で話をしていた優しいお姑さんだった。



勤務しているビルの1階にある自動販売機が好きである。
朝は「おはようございます、いってらっしゃい!」という声が出る。
ここで買うのは「おいしい麦茶」130円。


昼は「ももや」で、かきたまご蕎麦を食べる。
寒い時はこれがいい(630円なり)。
先週はたまごとじだった。



昼食後、さくら草通りの時計屋に行く。
出勤途中に時計のベルトが外れビズが飛んだからだ。
このベルトはこの時計屋で買った。


店主が素早く応対してビスの寸法を測りセット作業を始めた。
しかし、なかなかフィットしない。
実は昨晩我が家で同じ作業をしている。


私が外れたビスをはめ込む作業を30分くらいやったが駄目で、ママにバトンタッチ。
ママは5分くらいでセットした。
しかし、今朝、伊勢丹前でまた時計が外れて道路に落ちた。
そしてビスは飛び散った。


昼時とあって客が2人も待っている。
店主もこんな簡単な作業で手間をとるとは思わなかったろう。
それでも10分くらいでやっとはめた。
お値段は525円。
店主の気持は「たった525円で汗をかいたなあ」。



午後からは企業訪問。
今日は越生である。
浦和から大宮→川越→坂戸→越生と乗る。


越生駅で下りたのは企業のある反対側。
待合室にいた高校生に「線路の向こうに行くのはどの道?」と聞いた。
「あの踏切を渡ればいい」と教えてくれた。


企業の担当者とお話。
1時間以上も話が盛り上がった。
そのうち強い雨が屋根を打つ音。


担当者が「私の車で駅まで送ります」と言ってくれた。
こんなことはめったにない。
もう外は薄暗い。


朝霞台駅武蔵野線に乗り換え。
ここでグイッとやりたい。
迷わず「さくら水産」に入る。
まずは生ビール。


そしてホタテの刺身、キムチチゲ鍋。
あとはホッピー。



店を出ると朝霞台駅舎にあるシュークリーム店に寄る。
客が並んでいる。
ここでシュークリームをオミヤでお買い上げ。


シュークリームをぶら下げて北朝霞にホームに立つ。
今何時だろう?と腕時計を見た。
ない!時計がない!


じゃあ「さくら水産」のカウンターに忘れたのだ。
と言うのはカウンターに時計を置いた記憶がある。
すぐ改札に「忘れ物をしました」と言って外に出た。


さくら水産入り口の若い女店員に「腕時計の忘れ物はないですか?」と聞いた。
「どこですか?」と言うので、自分が座った席に行く。
40歳くらいの男性がいい気持で飲んでいた。


「腕時計なかったですか?」と聞いた。
気のよさそうな男性は身の回りを探してくれた。
ない。
あの時計は娘のヨーロッパ土産でベンツの時計。


残念だがしょうがない。
店を出て背広のポケットを探ったら、あった!
先ほどからコートのポケットを探していたのだ(馬鹿みたい)。



このブログは、痴ほう症になっていく記録かも知れない。


最後はまたムック。