ちょっと残念な夜
朝から青空。
ここ数日、朝は曇り空だった。
神社ではミンミンゼミが鳴いている。
神社の参道、石畳でムックを撮る。
朝日が長い影をなげかけている。
私が出勤するときムックが見送ってくれる。
そのムックの足元にサファニアが咲いていた。
こぼれた種がブロック塀の間に根付いたど根性である。
昼、外に出る。
いやあー暑い!
和服姿の老婦人、というよりお婆ちゃんが日傘を差してよろよろ歩いている。
心配しちゃう。
昼食は「大戸屋」で鯖の炭火焼定食。
味噌汁が熱くて旨い。
ぬるい味噌汁じゃだめ。
5時10分過ぎの浦和駅前。
まだ青空、 飛行機雲がくずれて面白い雲の模様である。
地元の居酒屋「M」に寄る。
ママの目の上が青く腫れている。
洗剤を拾おうととして、とがった台の角のぶつけたそうだ。
マスターが「俺じゃないよ」と慌てて否定。
ここのマスターはパンチパーマでヤーさんみたいだが、決して女性には手をあげない。
それはよくわかる。
マスター、茶目っ気がある。
産婦人科の先生が来た。
同じ下町出身で両国高校から一橋大学にいったエリート。
産婦人科の先生というイメージはまったくない。
ガラッパチである。
店のTVではオリンピックのサッカーが始まった。
もう1台あるTVでは高校野球で浦和学院対横浜高校。
結局チャンネルを変えて高校野球を見ながら飲む。
先生が金目のカブト煮を注文。
私も便乗してそれを頼む。
これが旨かった!
7時半に居酒屋「M」を出る。
帰る途中で「ラーメン食べたい症候群」になった。
看板に「らーめん、焼肉」と書いてある店に、初めて入る。
60代の夫婦と息子の3人でやっている。
ここでもTVは高校野球をやっていた。
浦和学院、送りバンドが2回ともフライになりゲッツーじゃ勝てない。
粘ったが1点差で負けた。
一方、オリンピックの反町ジャパン。
アメリカに0−1で負け。
そりゃ決定的なチャンス、2回も外せば勝てない。
ちょっと残念な夜。