夏休みの歌ではありません。

osyousan2008-08-06


朝の散歩。
ムックと武蔵野線沿いを歩いていると、前から大男が茶色のミニチュアダックとやってきた。
その短パンの大男が「おはよう!」と私に声を掛ける。


「だれ?」..。
よく見たら居酒屋「D」のマスターだった。


「どうも、マスター。また犬を飼ったんですか?」と聞いた。
1年前までムックという名の可愛いワンコがいた(同じ名前)。


「いやあ、娘のところに2匹いるからかっぱらってきたんだよ」と豪快に笑う。


居酒屋「D」には、ここ暫く行っていないなあ。


陸橋下でウンチをしたらすぐ家に帰る。


だって今日は出勤日。


昼、ボスから「今日はどこにいくの?」言われた。
一緒に行こうというお誘いである。
「ももや」にしましょうか、と応じた。


「ももや」に座るとボスは黙っていても大盛り蕎麦。
私は普通盛りにした。


先に座っていた隣の中年男性に大盛り蕎麦が運ばれてきた。
壷から耳かきみたいな道具を使って薬味皿に七味唐辛子を出した。
それをじっと見る男性。


何か不純物が入っていたのだろう。


蕎麦屋の女将を見る。
呼びたいようだが、女将がこっちを見るのを待っている。


「ちょっと」と声をあげた。
女将がやってきて「すみません」といいながら七味の壷を変えた。
そしてまた戻った。


男性は、まだ不満がある。
小皿の薬味の長ネギである。
これも持っていかれたのだ。


紳士は立ち上がって薬味を取りにいった。


食べ終わった男性が勘定を払いにレジへ。
すると女将が「あれは虫ではありませんから..」と強気。


それをずーっと見ていた私も暇人である。



5時10分前にザーッと音がする。
また夕立ちである。


今日は約束があるので地元に帰らなくてはならない。
強い雨の中、駅まで。


だが、地元の南越谷に着いたたら雨の気配はない。
たった3駅でこうも違うのか。


居酒屋「U蔵」で待ち合わせて、M井さんと飲む。
「U蔵」相変わらず込んでいた。
食べたのはタコとくらげのお通し、ホタテの刺身、しめ鯖、アボガトサラダ、チクワの磯辺揚げ。




飲んだのは生ビール2杯と焼酎2杯。
強いMさんは生2に焼酎4杯。


気分がよくなりカラオケを歌おうということになり「Y子」に行く。
おしゃべりが面白いママが、冷蔵庫から冷たーいお絞りを出す。
「毎日このお絞りを5本用意してるの」と言う。


「うちは5人来ればいいのよ」とも。


既に2人いたので私たちで4人目。


その後、チーちゃんと呼ばれるご婦人が来た。
これで打ち止めだが、その後も2人来た。
大繁盛!


焼酎ウーロン割を飲む。
お摘みはチーちゃんが持ってきたパン。
チーちゃんは公民館で老人を集めて食事を作っているそうだ。
ボランティアで。


赤紫のマニキュアがいい。
チーちゃんは68歳だとか。


まず初めに「吾亦紅」を歌う。
キーが合わないで不満足。
周囲は、ほとんど聞いていない。
この歌、ちょっと自信作じゃなくなったなあ。


M井さんは「井上陽水のあれあれ、ほら夏休みの歌」とリクエスト。
「夏休みなんて歌あった?」と調べる。


「少年時代」だった。


M井さん、ウーウーというハミングだけ。
いつもの元気がない。


客は我々も含めて男性5人と女性3人。
歌を聞くというムードじゃない。
この辺でやめよう。


M井さんも浦和まで帰らなくてはならないし、私も明日は仕事。
9時前に店を出た。


はじめの小さな写真は、ハミングするM井さん。