アメ横

osyousan2008-07-06


朝の散歩は中学校へ行く。
テニスコートの審判が座る背の高い椅子にムックが座る。


校庭を一回りしたがムックはウンチをしない。
そこでレイクタウンまで足を伸ばす。
空にはヒバリが鳴いている。


広大な敷地が住宅に変わる頃にはヒバリは姿を消すだろう。



今、観たい映画は「クライマーズ・ハイ」。
あの「半落ち」を書いた横山秀夫の最高峰とされている。
山に履いていくズボンを買うつもりだったので、上野の「Do Box」に行きながら観てこようと計画を立てた。


しかし、インターネットを見たら原作を読んでからのほうがいい、という意見がある。
新越谷駅3階にある本屋で文庫本「クラーマーズ・ハイ」を買った。
映画はその後にしよう。


上野はもう真夏。
沢山の人が「暑い、暑い」と言いながら歩いている。


まず「Do Box」でトレッキング用のパンツを買う。
パンツと言っても下着ではない。
ズボンである。


お腹に合わしたらLLだった。
ショック。
裾を大部カットされるようだ。


アメ横を歩く。
「はい、オトウサン、これで千円ぽっきり!」と客の目を見て呼びかける。
殆どの単位が千円である。


これからの時期は、安いと言っても生ものは恐い。
サクランボが大安売り。
傷んでいるのはワンパック100円だ。



高架下にある大衆焼鳥屋「大統領」に入る。


店の前にテーブルが3つありここは満員。
そこでカウンターに座った。
奥の方に大きな顔をしたオカマさんがいた。
豹柄のミニスカートを履いている。
目が合ったので慌ててそらした。


瓶ビールに煮込み。
ちょっと味が薄い。
でも酔うとそんなの関係ない。


次は牛タンの塩とつくねを頼む。
次ぎの飲み物は黒ホッピー。


左隣りに70過ぎの男性が座る。
従業員と挨拶をしている、常連のようだ。
話かけた。
この近所に住んでいるらしい。
それ以上話が発展しない。


右隣に白人を連れた女性が座った。
バックは足のところにあるフックに掛けられますよ、と教えてあげた。
女性によると彼氏が「日本を知るにはこういうところが一番いい」と言うらしい。


瓶ビールと黒ホッピー2杯でいい気持ちになって上野駅に向かう。
オモチャ屋の前で若い男性がパフォーマンスをやっていた。
小さなゴムを叩きつけるとポーンと弾むオモチャ。


500円だったので買った。
酔うとすぐ買っちゃう(家に帰ってやったら全然弾まなかった)。


日比谷線に乗って座ったら新越谷までぐっすり寝てしまった。