浅草から自転車で

osyousan2008-04-12








早朝、大吉の調節池でムックの散歩。
ここにくると池に玉網を入れたくなる。
エビや小魚が捕れるからだ。


でも捕っても飼うスペースがない。
アストロノータスがいた頃はよく餌としてエビを捕ってきたものだ。


池を見下ろしながらすり鉢の上を歩く。
ムックが乗っている標識はスタートのマーク。
一周1Kちょっとある。


まだ8時なのにこの暖かさ。
ムックはかなりへばった。



急に思い立って、浅草に出る。
水上バスの横にある駐輪場でレンタル自転車を借りる。
1日200円と安い。


こうやって見ると隅田川の川幅は広いなあ(写真)。
去年行ったバンコックのメコン川を思い出した。


今日は我が母校に行ってみよう。
桜橋を渡り高速道路の下を走る。


高速下の一帯は、ブルーシートのホームレス村。
ブチのネコが欠伸をしていた。


地蔵坂を下りると寺島図書館があった。
その隣がわが母校隅田川高校である。
懐かしい!


生物部の部室のあった空き地には別の校舎が出来ていた。
そうだろう、あれから45年もたっている。


裏にある向島百花園に寄る。
江戸の粋人が開いたとされる向島百花園
入り口に「春夏秋冬花不断」という言葉が刻んであった。


入園料150園なり。
丁度、桜が散ったので華やかな花はない。


ボランティアの老人が楽しそうに説明をしてくれる。
それをノートに書きながら聞いている老婦人。
地味なイカリソウを撮った(写真)。


その後、私が生まれた鐘淵方面まで走る。
浅草から4ツ目。
自転車は便利だなあ。


昔は広く感じたが今実際に歩いてみると狭い地域だった。
八百屋が道にはみ出して野菜を並べていた(写真)。
これが下町である。


浅草に戻る。
仲見世は東南アジアを中心とした観光客でいっぱい。
おや、舞妓さんがいる、いや芸者さんかな?(写真)


昼は「ニュー浅草」で冷や奴、鶏の唐揚げのポン酢、そしてビール。
ここは私と同じような老人が沢山いる。
殆どが一人である。


スポーツ新聞を読んでいる人、カメラをいじっている人、囲碁の本を広げている
人、様々である。


私は、もやしチジミとウーロンハイを追加した人。