雨の大衆酒場
朝起きると風雨が強い。
ムックをカンガルーだっこに入れて屋根がある陸橋下まで。
屋根があると言っても、冷たい雨が吹き込んでくる。
傘をさしたまま散歩。
すると突然強い風が吹いた。
その途端、傘がおちょこ。
今日さしていたのは、ビニール傘じゃない。
情けないかっこうになった傘を見て、どんなものも弱点から攻められるとこうなると思った。
昼はボスと「高田屋」に行く。
今日は天丼と蕎麦セットを注文。
量的には丁度いい(写真)。
そして旨い。
合格!である。
関東地方は雨と強風が吹いている。
多分、武蔵野線は乱れているだろうと予想した。
帰り、浦和駅で、京浜東北線が2分遅れた。
よって南浦和駅では1台遅い電車になった。
待ち時間が長いときはを読むのが一番。
地元駅でも、まだ雨が降っている。
飲みに行きたいが遠くはだめ。
駅裏にした。
ここは入り口から「あかさたな」「末広」「大漁船」と並んでいる。
刺身の旨い「大漁船」に入った。
客担当にオバチャンが4人いる。
お飲物は何しますか?と始まる。
担当者、ちょっと多すぎと思う。
だから値段に跳ね返っているはず。
ここでカツオの刺身(写真)とニラ玉鍋を食べる。
後から冴えない普段着の中高年が入ってきた。
「今日はダメだ、大損したよ。カブが下がったよ」と言いながら。
このオヤジは株をやっているのだ。
その後、シミだらけ赤ら顔男が来た。
今度は「パチンコで3万3千発出したよ」と言いながら入ってきた。
年の頃は66才くらいだろう。
「あら、10万円儲かったの!」とオバチャン達が寄ってきた。
かと言って奢る訳じゃない。
負ける人あれば儲ける人あり。
子ども連れの若夫婦がやってきた。
こんな酒場に小学生。
飲み助も、自分の家庭を思い出す。
注文した品物の出口に座っているパチンコ大儲け男。
人の食べるものをジッと見ている。
今日は懐が暖かいから美味しいものを食べるぞ!ということか。
バリエに寄って柑橘類を買ってから家に電話。
車で迎えに来てくれるというのでパン屋で明日の朝食を買う。
酔うと本当にミヤゲを買いたくなる。
バス停の横で待っていたらママとムックが迎えに来てくれた。
家では大好きなカレーとサラダ(写真)。
当然こっちでも食べた。