メタミド・・・ホス (老人力)

osyousan2008-02-04





雪の翌日、当然寒い。
この冬はじめて下着の長袖シャツを着た。
道路は残った雪でガチガチに凍っている。
防寒靴を履く。


自転車を細心の注意で運転。
自動車じゃない。


そうそう昨日、「初雪や 小犬歩けば 梅の跡」なんて下手な川柳を書いたが、1月23日にも雪が降っているのだ。
これはママからのクレームである。
(昨日の梅の跡の写真)


昼は蕎麦屋「ももや」に行く。
何を食べようか、考えるのも面倒だと思うときここが一番いい。
今日はまた「かきたま」にした(写真)。


2人掛けが全部一杯だったので4人掛けに座った。
女将の顔がちょっと気になった。
繁忙時で4人掛けテーブルに1人は困るだろう。


店にある毎日新聞を読む。
テーブルいっぱいに広げる。
連載漫画「アサッテ君」が面白い。


漫画の内容は

「老夫婦の日常の会話は、あれ、それが多い。
そんなとき中国製毒性餃子の出現。
その毒素の名がメタミドホス
とても老人に覚えられない。


二人合わせててやっとメタミドまで出た、最後のホスが出てくるまでまだ時間がかかる,..が落ち」
これを読んでいて声を出して笑ってしまった。
わが家と同じだ!と。


後から来た客が「花巻ね」と注文していた。
花巻ってどんな蕎麦かな?
勘定を払うときその客の食べている花巻なるものをのぞく。


温かい蕎麦に海苔が乗っていた。
蕎麦の上に海苔、蒲鉾などを入れたもの?



午後から事務所内が温かくなって長袖は失敗したなと後悔した。


先ほどの「アサッテ君」の漫画じゃないが、年をとると固有名詞はどんどん忘れる。我ながら嫌になる。
そんなとき「それは老人力といって決して悪いことじゃない」と言ってくれたのが作家の赤瀬川原平である。


実際、今日も両面コピーを失敗して20枚もムダにした。
「まいっか」と割り切れるのが老人力、らしい。
こんな老人ばかりじゃ経営者にとっては堪らない。


今その赤瀬川原平の「老人とカメラ、散歩の愉しみ」を読んでいるのだ。
私はまさに「老人とカメラ..ムックと散歩」であーる。