埼玉もボタン雪

osyousan2008-01-23







朝、みのもんたのTVを見たら東京では雪が降っていた。
雨戸を開けたらここでは全くその気配なし。
ちょっとガッカリ。


ムックを散歩の途中、空からホコリのような白い塊がふわりと落ちてきた。
これが雪の前兆。
通勤時間になって外に出る頃には雪がコンコと降り出した。


最近知ったのだが、昔歌った「雪やコンコン」という歌、実際の歌詞は「雪やコンコ」らしい。


勤め先がビルの6階。
そとを見ると白い妖精が舞い降りてくるのが見える。
これもいいもんだ。


昼は、また「ももや」に行く。


結構混んでいる。
隣の中年女性が一人で蕎麦を待っている。
よく見たらテーブルにこぼれている爪楊枝拾っていた。
黙々と楊枝を拾って容器に入れている。


読んでいた新聞で楊枝入れを倒したようだ。
ご苦労さん。


今日は「かきたま」を注文。
昨日食べたのが「たまごとじ」。
その違いを確かめるのだ。
出てきた「かきたま」のツユにはとろみがついている。
これで納得した。


寒い日は、このとろみがいい。


外に出ると、雪はすっかりボタン雪になっていた(写真)。



夕方、雪は冷たい小雨に変わっていた。
地元駅に下り立つ。


この小雨の中、自転車で移動はしたくない。
そこで駅裏の大衆酒場に寄る。
どこにしようか、決め手は外から相撲のTVが見える一番手前の店。
「あかさたな」に入った。


この店は始めて入る。


奥のテーブル席に老人グループの5人がいた。
見たところ全員、古希を過ぎている。
多分同期じゃないかな。


まず瓶ビールを頼む。
お通しは鰹節をかけたおひたし。
まず湯豆腐とアジの刺身を頼む(写真)。


カウンターに座った私の2つどなりは60後半男性と50才くらいの女性。
男性は自分のサラリーマン人生を語っている。
これは夫婦じゃない。


私はそのカップル越しに相撲見ている。


黒いキャップを被った中年オヤジが私の隣りに座る。
手には2冊の漫画週刊誌。
座るとオバチャン店員が「常温でいいわね」と彼の肩に手を置く。
常温とは日本酒である。


つまりお燗ではないそのままってこと。
かなりの常連。


私は酎ハイと手羽餃子を食べてお勘定。
店の横にある鍵つきの傘立て、傘が開いて取りにくい。
ここで奮闘してしまった。


家に帰ると相変わらずのモシャモシャ顔のムックがいた。
今日はトリミングのはずだが。
トリマーのオネエサンが「雪が降っているから、どうしますか?」と電話があったらしい。
すっきりムックは持ち越しとなった。