トウインキー

osyousan2007-11-30





フジTVの「とくダネ」を見ていたら世界の歌姫「アリシア・キーズ」の生出演。
司会の小倉智明が感激して涙目になっていた。
褐色の美人、そして声量もあり、感情をたっぷりと吹き込んだ歌は、確かにいい。


寒いので一枚余計に着込んで外に出る。
自転車で駅に向かう途中で大粒の雨。
すぐにとって返して、傘を差し帽子を被って出直す。


駅階段の下に、東武動物公園の客寄せポニーがいた。


浅草に下りると雨は上がっていた。


真っ直ぐ酒井直三商店に行く。
ここは靴の専門店。
久しぶりである。


でもいい靴はなかった。
買うつもりで来たので適当に買ってしまった。


仲見世から宝蔵門、本堂を通り六区映画街まで歩く。
今日は平日なので場外馬券はやっていない。
だから人通りが全然違う。


名画座あたりでは3本立ての邦画をやっていた。
高倉健の「夜叉」「男はつらいよ」もう一本は忘れた。
こんなの見たら6時間。


さて昼は何を食べようか。
寿司なら魚河岸寿司、しゃぶしゃぶなら四万六千日あたりがいい。
昼から一人ではちょっと重すぎるかな。


神谷バーの前に「せんねんそば」という立ち食い蕎麦に毛が生えたような店があった。中を覗くと生ビール300円!という字が見えた。


ここに決めた。
写真入りのメニューがガラスに貼ってある。
かき揚げ丼と蕎麦セット490円にする(当然生ビールも)。


自動食券販売機の前に立つと「バシャ」と電気が消えた。
店全体が暗くなる。
客が私を見る。


私は何もしていないよ。


厨房から店員が出てきて椅子を使ってヒューズをつなげた。
「すみません」と首を捻る。


昼食を食べ終えると雷門へ。
常磐堂で雷おこしならぬ、人形焼きを買う。


包みをぶら下げて仲見世を歩くとピカピカ光るブローチのようなものがあった。
これが前から欲しかったのだ。
つまり暗くなったとき、ムックのリードに付けたい。


スヌーピーのような形を選んで買う。
予備の電池とピンをつけて500円だった。
店の外に出ると、気のよさそうな店主に、仲見世をバックにカメラのシャッターを頼んだ。


このピカピカするブローチ、正式な名前はトウインキーと言う。