循環バス
浦和駅西口前に街宣車が止まっている。
その上では、お馴染みの右翼の先生が傘を差して熱弁。
きっぱりと分かり易く話すので耳に聞こえがいい。
昭和50年後半、晩年の赤尾敏先生を数寄屋橋で見た。
いつも昼に演説していた。
きっぱりと言い切るので正義の言葉のように思えたもんだ。
昼は「大戸屋」に行く。
雨に濡れて螺旋階段は怖いのでエレベーターで2階に上がる。
当然食べるには梅おろしチキンカツ。
待つ間、手帳にバンコク旅行の内容を書き写す。
朝のお粥、海鮮料理、ウイークエンドマーケット、
足裏マッサージ、中華街、羽つき餃子、お寺巡り、
フードロフトでバイキング、
タイ式マッサージ、タイスキ、
リングサイドでムエタイ見物、
マリオットリゾート、
フカヒレレストラン、パッポンナイトマーケット...。
こうやって書くといかに色んな経験をさせて貰ったかが分かる。
13時43分発の高崎線に乗る。
目的地は桶川駅。
下りる寸前に寝てしまった。
そして乗り越し。
慌てて一駅戻る。
駅から路線バス。
15分ほど揺られる。
その間、100玉を両替機で崩しておく。
バスから降りると雨が本格的に降ってくる。
そこから徒歩15分。
訪問を終えてまたバス停に戻る。
時刻表を見たら、なんと30分待ち。
がっかり。
しかし、反対側のバス停(来るとき下りた)に高校生が並んでいる。
もしかしたら..。
そう、このバスは循環していた。
来るときと同じ方向で駅まで帰れたのだ(ホッ)。
地元駅に下りたが相変わらず雨。
こんなときは駅裏の大衆酒場に寄ることにしている。
この店は刺身が旨い。
だが60過ぎのオバチャンが4人もいてなんやかやと世話を焼く。
まずビールが来るとお酌をしてくれる。
今日はこれが旨いと聞きもしないのにセールス。
私は、静かに週刊誌を読みながら飲みたいんだ!
ちょっと早めに店を出て我が家に帰る。
ママが観劇で遅くなるからだ。
つまりムックの散歩であーる。
ここでまたバンコクの写真。
海鮮料理屋で食べた上から
エビ、シャコ、カニ、貝、この後一回り大きなカニも出た。
多分、これだけ一度に食べるなんて、一生ないだろう。