三つ峠、Mt.Fuji

osyousan2007-05-19







三つ峠登山の日。
武蔵野線で西国分寺まで行き、中央線に乗り換え。
目の前の若い女性コックリコックリやっている。
隣りで書き物をしている女性が、迷惑顔。


多分、新宿で遊んだ帰りだろう。
つまり朝帰り。


国立で病人が出たとアナウンス、そして4分も停車した。
高尾での連絡大丈夫かな?


コックリ娘は豊田で飛び起きてイヤフォンをぶら下げて、
バタバタ下車した。ミニスカートから太い足。


高尾で乗り換え。
上手い具合に座れる。
私のボックスにはもう一人いた。
真面目そうな紳士。


外は小雨が降ってきた。
オイオイこれから山登りだぞ。
缶ビールをプシュッと開けて、揚げ餅を食べながら飲み干す。
それだけでいい気分、まあ、中止でもいいや、と思う。


トンネルを過ぎると雨はあがっていた。


大月から富士急行で河口湖まで。
駅に着くと、雲は多いが、太陽が顔を出した。


今日の参加者は8名。
今日は健脚揃い。
山に弱い人がいたほうがいいんだが..。
バスで三つ峠登山口まで行く。


ここから、全員「山路来て 緑に染まる 都会人」となる。


一ヶ月ぶりの登山で息があがった。
気管支というか食道あたりが痛くなる。
足元ばかり見ちゃう。


湿ったデコボコ道を上ると後ろからジープがやってきた。
ウソ!
見たらすごいボロジープ。
4輪にチェーンをつけてナンバープレートもない。


四季楽園という山小屋の車だった。
失楽園じゃない。


やっと頂上が見える。
上から下りてきたご婦人2人組が「富士山見えるわよ」と笑う。
まさか、この雲で..。
からかっているのかと思ったら、見えた!


三つ峠は富士山が見えて価値がある。
まさにバンザイ、という気持ち。


屏風岩ではロッククライミングをやっている。
女性も多い。


待望の昼食。
ママがリュックに入れてくれた漬け物と
イカ・メロンの果物をみんなに配る。
ママの一夜漬けはここでは評判がいい。
お世辞だと思うが..。


リーダーが持ってきてくれた赤ワインで乾杯。
そして缶ビールを飲む(また)。


帰りは、天上山へと長い尾根道を歩く。
険しい下りはない。
湖からの涼しい風。
雲の帽子を被った富士山が併走してくれる。


この尾根道ならもう一度来てもいいなあ。


カチカチ山ロープウエイで河口湖畔駅まで下る。
さすが国際的な保養地河口湖、外人さんがチラホラ。


予定通りの時間に河口湖駅からホリディー快速に乗る。
ガラガラでボックス2つを8人で占領。
ここでも酒盛り。
酔いと快い疲れでウトウト。


それにしてもいい天気で、富士山に会えてよかった!