神田明神、江戸っ子寿司
今朝の散歩は早かった。
グランドを一周して我が家に戻ってきたのが6時。
そうすると午前中が長い(写真は、我が家の前でへばるムック)。
散歩中にイヤホンから流れてきた情報は、今日明日と「神田祭」!
行こう!
10時過ぎにママと出かける。
ムックは留守番。
萌え〜の街、秋葉原駅に下りる。
電気街はすごい人。
マニアにとっては楽しいだろう。
電気関係に興味があるのは、勉強好きな理工系。
その堅物が集う街が、何故「おかえりなさいませ、ご主人様〜」になったの?
祭提灯は見えるが御輿がない。
坂を上り神田明神へ行く(写真)。
ここにもソイヤ、ソイヤのかけ声がない。
神社内に入るとカメラ関係の人が3,4人。
行き交う人に名刺を渡し、カメラのシャッターを押してくれる。
つまり夫婦連れで旦那がカメラという人、二人の記念写真を
お助けマン、なのだ。
観光地には、この初老二人連れが多い。
私達もお願いした。
出来上がりは逆光写真なり。
境内裏で太鼓の音がする。
「神田祭太鼓フェスティバル」という看板。
舞台では秋田から来た女太鼓の演奏。
迫力満点..お色気イマイチ。
物産展みたいな屋台で、「冷たいスイカ100円!」の呼び声。
買った!
かぶりつく。
甘いが、タネ多し。
人だかり。
ミツバチの着ぐるみを着た女性漫才二人組。
「ハリセンボン」だった。
出っ歯ですぐわかる。
カメラを構えたらTV局のスタッフからダメの合図。
何故だろう?
まあ、どうでもいいけど。
神田の方向へ歩く。
万世橋を通る。
橋の下は神田川。
ここでお互いに写真を撮る。
すると中年男性が声を掛けてきた。
「私は毎日ここを通ってゴミを集めているんですよ。
橋が重なって見えるここがいいんですよ、電車が通っているともっといいんですが、何時までこの景色が続くか」
このおとうさん、本格的なカメラを持っていた。
消えゆく神田の風景を残しているとか。
神田のガードあたりでやっと御輿と出会う。
ちょっと小ぶりかな?(写真)
御輿と一緒に歩いていた世話役の旦那二人、
粋なピンクの羽織を着てる(写真小)。
12時半、今日の目当て「江戸っ子寿司」に辿り着く。
昼時とあって6人が待っている。
我々もじっと待った。
現役時代、神田で麻雀をやったとき
ここで腹ごしらえをして雀荘に乗り込んだものだ。
旨かった。
赤貝、ミル貝、アオヤギ、鮪赤身、中トロ、コハダ、鯛の柚子塩、
鯖、カツオ、スルメイカ、巻物..。
脂がのった鯖が美味しくてダブルで食べた。
ママはコハダを2回頼んでいた。
私は瓶ビール2本飲む。
食べていたら店の前を御輿が通った(真っ暗な写真)。
ママもお腹いっぱいとご満悦。
これを母の日(?)のプレゼントとする。
だが、隣りに座ったご婦人の香水にはまいった。
食べ物の席に強い香水は御法度。
夜、タイの娘から電話。
「母の日のプレゼント送ったよ」。
あんがとさん。