レイクタウン
朝から五月晴れ。
この天気にじっとしてられない家族が、どっと行楽地へ出かけただろう。
私は出かける予定なし。
昼、TVでは高速道路の渋滞情報を流している。
ママが作った天盛りうどんを食べながら、あら、あら、気の毒に..
と優越感を味わう。
行楽地に向かっている人達から見れば、
こんなに天気がいい連休に家にるなんて気の毒な人達だ、と思っているかな。
ムックを自転車の前籠に入れて田圃まで出る。
水田では耕耘機が仕事やっている。
そのそばで白鷺がじっと立っている。
土の中から出てくる蛙やどじょうを待っているのかな?
八条用水沿いに武蔵野線をくぐる。
草ぼうぼうの細道を行く。
水路脇に自転車があった。
そしてその横にブルーシートで覆われた小屋。
生活の臭いがする。
ホームレスさんである。
実に出来がいいブルー小屋(写真)。
誰もいない造成地に出る。
ここはもうすぐレイクタウンとして生まれ変わる。
調節池を中心に人口22千人の都市になるのだ。
その広大な土地に私とムックだけ。
ぐるりと見渡して、東京ドームの30倍くらいあるだろう。
かなり適当だが..。
強い風に吹かれてムックの毛が湯浅教授(?)のように
乱れてしまった(写真)。
つい5、6年前まで原野だった。
ビーグル犬(4年前に他界)をここにつれて来たとき
イタチを追いかけたことがあった。
その時、ビーグル犬ゲンは、水路に落ちた。
びしょ濡れの愛犬を車に乗せて帰ったっけ。
出口が見つからないのでまた元の細道まで戻る。
先ほどのホームレスハウスの住人が椅子に腰掛けていた。
シャツに半ズボン姿。
顔が合ったので挨拶。
すると相手もコクリとした。
お話しても良かったかな?
でも話題がない。
ボクシングトリプルタイトルマッチ(横文字が続く)をちらっと見た。
予想通りの結果。
k−1,PRIDEから見ると地味だなあ。