床屋でウトウト

osyousan2007-03-14


寒い。
「春は名のみの 風の寒さよー」という早春賦の歌詞が浮かぶ。
自転車に乗ってコートのポケットをまさぐった。
手袋がひとつしかない。
昨夜、ムックに持って行かれたままだった。


電車が入ってきた。
ドアが開いて、いい位置に陣取ろうと
スペースに向かって歩く。
たった3駅だが、吊革に掴まれるのとそうじゃないとでは気分が違う。
すると私を押しのけて座ったオヤジがいた。


それも優先席である。
前に立って観察してやった。
このオヤジ、イヤホンをつけている。
薄目を開けて私をチラチラ見ている。
情けない。


早く寝なさい。


昼はボス、Hさんと3人で蕎麦屋「高田屋」に行く。
いつもはせいろだが今日は天丼蕎麦セットにした。
エビ2尾、ほたて、キスと値段(850円)にしては豪華。
甘いタレがいい。



今日は暇で、PCでインターネット情報を見ながら時間を潰した。


鈴木ヒロミツの訃報が載っていた。
グループサウンズモップスでデビューして、愛敬のあるキャラで
俳優業に変わり、息の長いタレントになった。
外国に行ってお金持ちになった、との噂があったが?
それにしても60歳じゃもったいない。


帰りに地元の床屋「ET」に行く。
ここ2ヶ月ほど、違う床屋で新人にカットされたが、今回はベテラン女性。
やっぱり手さばきがいい。
テンポのいいFM放送が流れている。


洗髪の後、肩をマッサージされた。
気持ちいいということは、それだけ凝っているのか?


女性に頭や顔を触られるのは気持ちいいものだ。
眠くなる。
「はい、これで如何でしょうか?」の声。
仕上がりの時間が早い。
もっとウトウトしたかったぞ。


家に帰ると私の手袋をくわえたムックが出迎えた。
私の頭の香りに反応して立ち上がってクンクンする。


今日の写真も携帯でのスナップ。
フラッシュがないので目が赤くならない。