御用おさめ

osyousan2006-12-28



フジTV朝の番組「今日のワンコ」、これを時計代わりに見ている。
今年のワンコ大賞に輝いた柴犬が出ていた。
このワンコは坂の上から側溝に水を流すと、自ら側溝に入ってその水を追いかける。
坂に下まで行くとまた上に戻ってくる。
坂の上に住んでいるおばちゃんが、バケツの水を何回も流す。


リハーサルを20回やったそうだ。
ワンコは飽きることなく水を追いかけたという。
疲れを知らない子供のように〜。
おばちゃんもご苦労さん。


昼は事務所で全員そろって出前の盛り蕎麦を食べる。
かき揚げ天つきである(写真)。
ボスのおごり。
有り難いが、蕎麦が乾いていて団子状になっている。
蕎麦の旨みの、つるっとした感触が消えているのだ。
残念。
おごってもらうのに贅沢言っている。


5時になると「本年は大変お世話になりました、
来年も宜しくお願いします」と型どおりの挨拶。


伊勢丹の前で郵便局員が年賀ハガキと切手を売っていた。
イノシシの記念切手ある?と聞いたら売り切れだった。
ママに頼まれていた..。


ホームで同僚のHさんと一緒になる。
彼とは前職場も同じ。下りる駅も同じ。
だが帰りは別々である。
仲が悪い訳じゃない。


たまには飲もうか、と思った(彼と帰りに飲んだのはたった2回)。
だが、御用納めで家の人が待っているかも。
「今日あたりは家で待っているんでしょう?」と遠回しにさそっった。
すると彼は「よく知ってますね」と答えた。


地元駅で奥さんと待ち合わせだそうだ。
嫌われたか?と思ったが、奥さんから携帯が鳴った。
明日から正月まで奥さんの実家大阪に行くそうだ。


居酒屋「Tちゃん」に寄る。
ここのカレンダーが欲しい。
Sママがいない。
代わりに金髪おばちゃんSちゃんがいた。


Sママは腕を脱臼してギブスをしているという。


壁を見たらママ(私の)のあけびの絵手紙が飾ってある。
これは10月にこの店に来た客にもらったあけびを描いもの。
その前に送った作品も並べてある。
おや、みそ漬けを描いた絵手紙の片方の錨が外れているぞ。
背伸びして止め直した。


カウンターに帽子をかぶった常連爺さんがいた。
その隣りに3人のおばちゃんが座る。
全員50歳くらい。
帽子爺さんが話しかける。
そして彼女らの食べた代金を払って出ていった。


どうやっておねだりしたのか。
帰り際「あら!胸を触られたわ!」と騒いでいた。
よかったね。


Nさんがやって来た。
二人でカラオケを歌う(写真小、歌っているのはNさん)。
私のレパートリーは相変わらずである。


顔なじみがぞくぞくとやって来る。
今日の客は女性が9人、男性が5人。


金目鯛の兜煮、鉄火巻きを食べる。


Nさんともう一軒行こうとスナック「H」に顔を出す。
今までいた居酒屋とはまったく雰囲気が違う。
奥のソファにMさんがどっかと座っていた。
その横にはいつも愛想のいいTちゃん。


Hママに独身のNさんを宜しくと紹介する。
エシャーレット、ベイ貝、メロンが出る(写真)。


Nさんが「スナックなんて30年振り」と言う。
やっぱりスナックに相応しい歌「そんな女のひとりごと」を歌う。
そして二人で3曲づつ歌った。


すっかりいい気分で店を出たのは11時。
夜空に星が煌々と輝いていた。