新人理容師

osyousan2006-10-07




昨日の雨が嘘のように晴れた。
ミニトマトの枯れた枝に赤とんぼ(写真小)。


ムックを前抱きリュックに入れて
自転車で回る。
保育園の周辺に車が沢山止まっている。
運動会だ。


ムックを抱いたまま信用金庫のATMで小遣いを下ろす。
何回も一緒に来ているので、暗証番号はムックも覚えている。


グランドでは父兄が雨で緩んだ土を整備している。
可愛い子供のためだ、


ソファで横になって「小泉政権ー非情の歳月」を読む。
小泉政権と言えば辣腕秘書飯島勲は欠かせない。
その飯島の生い立ちを初めて知った。
そして驚いた。


3人の姉弟知的障害者(姉2人は施設に入っている)、
母親は中学の時に脳溢血で倒れ30年寝たきり(故人)、
飯島本人も電報配達や納豆売りをしていた。
家庭に恵まれない少年だった。


夜学の短大時代にバイト的に小泉の秘書になった変わり種。
彼の過去を聞いた上で秘書にした小泉もすごい。


4時にママ、ムックとスーパー「ベルクス」へ買い物。
駐車場が満車状態。
そう4時から安売りをやっている。
ママが買い物している間、周辺を散歩。


公園に白いプードルが繋がれていて「キャン、キャン」と鳴いている。
おや、主人はどこへ行ったのだろう?(写真)
白い帽子をかぶった男性がトイレから出てきた。



ムックは草むらを臭いを嗅いでオシッコ。
突然地面に腹這いになって顔をこすりつける。
犬(動物)はよく死骸に体をこすりつける。
慌てて抱き上げた。


よく見たらムックの顔に草の種がびっしりついていた。


ママが出てくるまでベンチで待つ(写真)。
駐車場は相変わらず車が列をつくている。
入り口が3ヶ所ある。


駐車場係は2人。
太った女係員が汗だくで走り回っていたが、もう一人の年をとった係員は
「ただ今、満車です」の看板を持って立っているだけ。


「オジサン、看板は立てておけばいい、もっと周囲を見て誘導しなさい!」
と言いたかった。


床屋に行く。
道路に面した大きな「E」は待合い席に3人。
待つ時間はない。
路地にある「T」にした。


客は一人だった。
その客はベテラン女性が散髪している。
私には自信がなさそうな顔をした青年。
この店は新人養成のため安くしている(1,890円)、と聞いたことがある。


ハサミでカットしている音でまだ新人というのがわかる。
ツイてないな。
カットが終わると手鏡をあてて「如何ですか?」と見せる。
あまり短くなってないが、まあいいや。


だが我が頭、おつむの後ろが薄くなったなあ。


今度はカミソリでヒゲを剃りだした。
そうそう、さっき読んだ飯島秘書官は床屋が大嫌いらしい。
それは他人が自分の顔や喉にカミソリをあてるから..。


もみあげや襟足のところはカリカリと下手な感じだったが、
口まわりや顎はカミソリを替えてシュシュとスムース。
青年に「さっきのカミソリいいねえ、どこでも売ってるの?」と聞いたら
「いや、これは業務用です。」と可愛い顔で笑う。
頑張れよ。


夕食はこの秋はじめての鍋。
鶏肉のボールとたっぷりの野菜。
旨い!


ビールの後は焼酎のカルピス割。