彼女?

osyousan2006-09-15




大宮駅西口に降りる。
JR沿いに歩くと駿河大予備校、代々木ゼミ、スクール21といった予備校がある。
だから行き交うのは若者ばかり。
道にあった看板を見てドキッとした。
「男 教えます」?

よく見たら「おこと 教えます」(写真小)。


美容院を7つ経営しているオーナーと会う。
仕事のことは迷惑になるので書かない。


次は土呂駅
駅前からステラタウンまで無料シャトルバス。
時間があるのでショッピングモールに入る。
以前から気になっていた時計のバンドを詰めてもらう。


数カ月前、北朝鮮横田めぐみさんの夫という男性がTVの前に登場した。
その時、彼がしている高級腕時計のバンドがユルユルだった。
ある解説者が普段している時計じゃない国から今日のために与えられたものだ、と指摘。


だから私のバンドもきっちりと詰めた。
修理料金は525円。


ショッピングモールの前にはベンチや椅子テーブルがでている。
そこに座り、これから会う企業の書類をおさらい。
テーブルの中央には土植えの花が咲いている。


「ポッポー!」
この狭いスペースに、小さな汽車ぽっぽが走っている。
レールはない(写真)。
歩くより遅いスピードだ。
小さな子供が寄ってきて倒れたら、どうする?
汽車と一緒に歩いて注意しているオネエサンはいたが..。


居酒屋「M」に寄る。
カウンターに一番乗り。
ママが相撲を見ながら勝敗表をつけていた。
今、相撲のトトカルチョがはやっている。


すると後ろから「お帰り!」という声が掛かった。
振り返るとUママ夫婦だった。
テーブルの同じ側に座ってTVで相撲観戦していた。
Uママのほうが7歳年上。
Uママ、初めは旦那の兄と結婚したが、死別して弟と結婚したレアケース。


終戦後の日本では結構あったようだが..。
Uママが明日、検査入院するから夫婦で思いっきり飲みに来たそうだ。
Uママは70歳くらい。


工場帰りのKちゃん、都の職員Oちゃんらが続々とやってきた。
相撲がすごいことになった。
大関陣がバタバタ負けると、結びの一番は朝青龍
強すぎて嫌われている男。


何と若手稀勢の里にいいところなく寄り倒された。
土俵下で暫し呆然としている朝青龍
歓喜のザブトンが館内に舞う。
店内にも拍手が沸く。


めったにない朝青龍が負けた瞬間を「M」で、よく見る。
それだけここに来ているということかな。


ニュースでまた酒酔い事故を報じていた。
マスターが「うちも張り紙をしようかな」と言う。
「それじゃあ、私がPCで作りましょう」と安請け合い。


戸が開いてT塚チーフが入ってきた。
おお、お久しぶり!
あごに髭をたくわえている。
髭に白いものが混じっている。
チーフとは25年来のお付き合い、お互いにとったなあ。


先ほど来て座敷に一人で座っていた女性はチーフの彼女だった。
チーフの勤務先は国道沿いのスナック。
「今夜は店を開けないの?」という声が掛かる。



「M」を出たあと無性にラーメンが食べたくなった。
そのまま「T家」に行く。
一番奥に座っている背広男は見たことがある。
相撲の星取り票を見ながらカウンターの中のコックと話をしていた。
多分ここの常連。

生ビール(また飲むの?)と、とんこつラーメン。


アオマツムシのいい鳴き声を聞きながら家路につく。


息子が車を返しに来た。
彼女(?)が乗っている。
ママが喜んだ。
騒ぐんじゃない、こんな若い(21歳)娘がこのまま、結婚するわけじゃなし。


と言ったが、私が結婚した時、ママは21歳だった。
俺って悪いヤツ。


写真はtoppoとmukku。