おお、カミ様!

osyousan2006-09-07



ムックと散歩中、アパッチと会った。
アパッチとは資源ごみを集積場から、かっさらって行く輩である。
自転車で大きな袋を2つも3つも背負ってヨロヨロと走っている。
袋の中身はアルミ缶。


市では資源ごみの持ち去りは禁じている。
つまり彼らは窃盗犯である。
実に分かりやすいドロボーである。
中にはおばちゃんもいる。
みっともないからおやめなさい。


ムックを帰国中の娘に頼んで、図書館へ行く。
(ママはバレーボール)。
今日は読書席が空いていた。
落語家、立川談四楼の本「大書評芸」が面白くて借り出しを延長した。
子供の大声。
すると母親が「ここでは大きな声でしゃべらないの!」と注意。


1時過ぎにクローゼットの折り戸の修理で
リフォーム会社が来ることになっている。
こんな修理(部品があれば私でも出来る)にリフォーム会社と
トステムのサービス社員の2人が来た。
重い折り戸を持ち上げて天井にはめ込む作業で
青年2人が汗をかいている。


冷たいウーロン茶を出してあげたら旨そうに一気に飲み干した。
出張人権費が3,150円だった。


クローゼットの修理が終わってから遅い昼食で
近所のラーメン屋に行く。
既に昼食の客は誰もいない。
だが、一番奥の小上がりに70歳くらいの老人が
帳簿を広げていた。


テーブルの下から伸ばした足が見える。
口をもぐもぐ動かしながら帳簿に小さなゴム印を押して楽しそうである。
そばに銀行の通帳が3冊。


瓶ビールと味噌ラーメンと餃子を食べた。
この店でビール1本が600円とは高い。


勘定を払うとき主人に「あの人経理士先生?」と聞いたら
「ええ、そうです」と答えた。
こういう資格を持っていれば、幾つになっても仕事が出来る。


ママとムックを連れて酒専門店へ行く。
その途中で見たくない光景に遭遇。
白髪のおばあちゃんが道端にしゃがんでお尻を出している。
手には買い物をしたビニール袋。
痴呆症だろう。
元気な痴呆症は出歩くから家族は大変だ。


ムックを酒専門店裏にある公園で散歩させる。
私がトイレに行きたくなり公衆便所で小をやる。
すると大のほうがしたくなった。
紙を持っていない、ママは遠くにいる。
どうしょう。
大便所の戸を開けたら、ロール紙があった。


おお、カミ様ありがとう!
実に単純。