娘夫婦がタイへ..

osyousan2006-06-30




とうとう6月30日になった。
娘夫婦がタイに旅立つ日。
娘は近くの駅から出るリムジンバスで成田まで。
婿さんは東京のホテルから成田に向かう。


私が運転して娘をバスターミナルまで送る。
当然、ママもムックと同乗。
積み込んだのは、真新しいスーツケースとお土産がいっぱい。
これを一人で運べるか心配になるほど重い。


バス乗り場に、娘の親友Mっちが見送りに来ていた。
ムックが飛んでいくと
「可愛い!」と言ってくれた。(写真)
親としては成田まで行きたいのだが、娘からストップがかかっている。
悲しくなるからだ。


ママもここ1ヵ月マンションの引越し手伝いやら
色々なことで忙しかった。
バスが出る前にサヨナラする。
それでもママの目に涙。
これで暫く会えないだろう。
5年間の駐在である。


すぐにでもタイに行ける様に、夫婦でパスポートの更新をすることにした。
私が最後にパスポートを使ったのは、10年前、蒸し暑いシンガポールに行ったとき。


まず戸籍謄本を近くの市役所出先機関でとる。
そして提出用写真をスピード写真で作成。


カメラの前に座り機械音で指示れたとおり操作する。
フラッシュが3回。
機械が「この3枚のうちどれがいいですか?」と選択を迫る。


ママの「どれも嫌!」という声が聞こえる。


今度はパスポートセンターまで。
意外にもすいている。
平日だから?


謄本、免許証、写真、以前のパスポート、ハガキ、そして申込書を出す。
パスポート用の写真をまた撮るのかと思ったら、先ほどの
スピード写真を使う。
自動車免許証の場合は役所で撮った写真を使用。


手続きも簡単で後は1週間後に現物を取りにくればいい。


パスポートセンターに近い実家に寄ろうかと電話した。
お出かけのようだった。


昼はママと「まめぞう」でラーメンと餃子を食べる。
厨房は若いコックが1人。
お客担当はこれも若い可愛い女子従業員が2人。
ハキハキしていて気持ちいい。
注文するとき生ビールも一緒に頼む。


「グラスとジョッキがありますが?」というので
「ジョッキ!」と答えると厨房の若者がニャっと笑う。
ここのジョッキは馬鹿でかい。


焼き餃子が出来上がって運ばれてきたが、
「すみません、3つ焦がしてしまったので後から
追加します」としおらしい。


帰りはママが運転。
やっぱり運転してもらったほうが気持ちいい(アルコールのせい?)。


4時過ぎに銭湯に行く。
年をとった人ばかりが10人くらい。
脱衣所でデジカメを撮る。
そしてハッとした。
ここではデジカメはダメだ。
痴漢と間違えられるぞ。


広い湯船に入ると思わず「うーっ」と声が出る。
すると小学3,4年くらいの坊主5人がワイワイと入ってきた。
銭湯は遊び場。


白い泡が出ている露天風呂に浸かりながら、西に傾く薄日を見る。


風呂からあがり番台の前にあるソファに座る。
ここには大型テレビが置いてある。
後から出てきた老人が「子供が風呂から出てきて床がびちゃびちゃだぞ!
だれもタオルを持っていないだよ。」と番台のオニイサンに訴えていた。
昔からよくある光景だ。


その老人がガラスケースから牛乳を取り出して旨そうに飲む。
私も真似をして120円で牛乳を買う、そして飲む。
冷たい牛乳が食道を通るのがよくわかる。
銭湯あがりに腰に手をあてて牛乳を飲むポーズは定番。


風呂から帰ってくるとムックは私に異常な反応を示す。
足や手をぺろぺろ舐めるのだ。
銭湯はムックが興奮する匂いがするのか?
そのうち首まで登ってきて舐める。
あまりしつこく舐められると嫌になる。
男女の仲に似ている。


いやー、また巨人が負けた。
相手は阪神
観客スタンドには「はいあがれ!」という横断幕もあったが、
エラー、拙攻で0−11で惨敗。
これで10連敗。
歯車が狂った組織。


そうそう、ムックの散歩から帰る途中、バイクがブーっとクラクションを鳴らす。
ヘルメットを被った運転手が笑っている。
よく見たら2年前一緒にパートで働いていたTさんだった。
今も同じ仕事をやっていて、65歳になるので今年でいっぱいで辞めるそうだ。
65歳まで働ければいいなあ。