奈良漬け、酒井甚四郎商店

osyousan2006-06-01



昨晩のTV銭形金太郎で1個500円もする烏骨鶏の卵を見た。
タレントが烏骨鶏の生卵をご飯に掛けて旨い旨いと食べいた。
明日の朝は生卵ご飯を食べよう!と決めていた。


だから今朝はご覧のような朝食(写真小)。
ご飯、味噌汁、生卵、フキの煮物、鮪の佃煮、
デザートはグレープフルーツ。


昼、外はちょっと汗ばむ夏日。
蕎麦にしようとしたが、目の前にあったラーメン店にした。
入ったのはガード下の人気店、ラーメン「匠」。


入り口に自動販売機がある。
美形おばちゃんが「すみません、食券を買ってからお席にお願いします」
と言う。
当然、この店の看板メニュー「匠ラーメン」を注文する。
携帯電話を操作しながら待つ。


出てきたとんこつラーメン、味が薄い。
ちょっと私の味覚が弱ってきたのか?


とんこつ系なら一番は越谷にある「まめぞう」だろうなあ。


昼食の後、地元の奈良漬けの名店「酒井甚四郎商店」に行く。
店の中に入ると客は私一人。
店員のおばちゃんが寄って来た。
「いや、今日は見るだけですから」とおばちゃんの動きを制する。
全体に高価である。
すると小さな袋で出ていた。
夏期限定の梅の奈良漬けに目が釘付け。


買った。
きざみ奈良漬けをプラスして..。
それを2セットも。


地元駅に着くと居酒屋「Tちゃん」に電話する。
ママが出ていれば行こうと思ったのだ。
「はい、Tちゃんです」と言うSママの声。
「はい、分かりました」と電話を切って店に自転車を走らす。


引き戸を開けたらSママはいない。
いたのは手伝いの金髪女性だった。
声がそっくり。
本人はまだ体調は回復していないのか?


入り口の椅子には去勢されたタマが長々と寝そべっていた。
奥から2番目の席に座る。
一番奥には正チャン帽子を被った老人がいた。
その正チャンと話す。
年は71歳。
今日は日本酒をグビグビ飲んでいるが、半年間は禁酒するそうだ。
彼の目の前には天麩羅と鮪の刺身。


左隣りの白髪の男性。
今日初めて来たらしい。
3月に定年になって家でブラブラしている。
上野にある○○文化センターにいたようだ。
ホッピーのピッチが遅いし、食べ物もわらびのおしたしのみ。
初めての店なので用心しているのかも。


彼の隣りにいる65歳の男性はよく見る顔。
色白丸顔の好々爺顔。
古い唄が好き。
仕事は劇場の裏方。


二人とも劇場裏方関係の仕事、だから話は合う。


すると白髪男性が、裏方は江戸時代から「3方」と言って
みんなに一目おかれた存在だったとうんちく。
裏方と馬方までは言ったがあと一つが出てこない。
親方かな?


主役のSママが遅れてやってきた。
健康は回復したようだ。
この店はこのSママでもっている。
マスターの腕もあるが、秋田の男で話下手。
だから客扱いはSママ。


浦和の奈良漬けをあげる。
そして店を出る。


その後、夕食を食べようと沖縄の居酒屋「Me」に顔を出す。
相変わらずマスターのしゃれが連発。
聞いていると楽しくなる。
常連の歌姫がいた。
姫と言っても50代半ば。


まずカレーを注文する。
ここのカレーは絶品である。
するとマスターからリクエストが入り「時代遅れ」を歌えと言う。
当然、私は歌う。


暫くすると歌姫とデュエット。
歌ったのは「居酒屋」。
「絵もない、花もない」というところを「絵もある、花もある」と変えて
最後のフレーズ「いざかやーでー」を店の名前で歌う。


そうしたらマスターが私のボトルにドクドクと新しい焼酎を入れてくれた。
気分良くして勘定にボトル1本分をプラスした。
写真はMeのカウンターにあった吉本人形。
その奥で笑っているのが白衣姿でオヤジギャグ連発のマスター。


家に帰るとラジオを持って風呂に入る。
風呂にラジオを持って入るのは昔からの癖。
巨人・日本ハム戦をやっていた。
私が湯船に体を沈めた瞬間、巨人の二岡がツーランホームラン。
そして8−8の同点になったのだ。


風呂から出て焼酎ウーロン割。
そして奈良漬けをつまむ。


現在11時40分。
延長戦の末、巨人が10−8で勝ったとのニュースを見た。