片岡鶴太郎展、 日本勝った!

osyousan2006-03-19




8時過ぎ、ムックと散歩。
グランドで少年野球の子供達が集結していた。
コーチの大人達は木材をドラム缶で燃やして
暖をとっていた。
「今日は上原だよな、松坂はどうなんだ?」という
韓国との準決勝の話題。


グランドの裏につながる暗渠の道を通る。
ムックはここは好きじゃないようだ。
立ち上がってグランドを覗いていた(写真)。


朝食後、関口宏サンデーモーニングを見る。
スポーツコーナーで大沢親分と頑固頭の張本が登場。
ここでもWBCのことが主な話題。
その後は爆笑問題サンデー・ジャポンと続く。
ここでは野球にうるさいダンカンが今回のWBCを
主催しているアメリカを糾弾していた。


ムックを連れて「ホームセンター島忠」に行く。
PCのインクを買ってから何かいい物はないかと館内を回る。
そこから人工池のある円形の土手に出る。
とても強い風が吹いている。
しかし天気がいいのでウオーキングやランニングを
やっている人が多い。
ムックは風にとばされそう。


次は熱帯魚屋。母と息子がやっている。
ここの魚は手入れがよくて、いつもピカピカである。
背びれと腹びれがヨットみたいに尖って可愛い
プリステラを10匹購入した。


昼過ぎにTBSで日本対韓国を見た。
3回表だった。
一死2塁で若手の実力者西岡が登場。
打った!強烈なサードライナーでゲッツー。
うーん、まだツキは韓国。


ママが「お父さんが見てると負けるわよ」と言う。
ああ、それなら見ない。
TVを消してママと池袋三越で開催されている
片岡鶴太郎展」に行くことにした。


武蔵野線が強風で遅れていた。
この線は強風と豪雨に弱い。
東川口を過ぎたところで外を見るとすごい砂煙。
ママが思わず「あらーすごい!まるで黄砂」と声を出す。
周囲の乗客はほとんど寝ていた。


池袋三越の7階催事場で「画歴11年を迎えて
片岡鶴太郎展」が開催されていた。
入場料は500円。但しインターネットでプリントアウトした
ご招待券を持っていくと一人分はタダになった。


会場に入ると正面の屏風に数十匹の緋鯉が泳いでいる。
これが強烈な印象。
まず鯉が今回のテーマ。
デジカメで撮りたかったが、禁止である。


鰯、鯵、鯖などの魚そして猫、犬、牛、雀などの
動物も描かれている鶴太郎ワールド。
最終日とあって沢山の人が押し寄せていた
その7割が中年女性だった。


NHK教育テレビで高橋英樹田中好子こぶ平林家正蔵)などを
生徒にした絵の教室が人気で、フアンも増えているのでは..。
会場内は撮れなかったので入り口の花束の列を撮ってみた。
和田アキ子伊東四朗松村邦洋、中山秀行らの名前があった(写真)。



ママと別れて館内をブラブラ。
するとママから携帯が鳴る。
「6階の家具売場で野球のテレビをやっている、
日本が勝っているわよ、」という情報。
勝っているなら見るよ。
テレビの前は黒山の人だかり。
それも9回裏で6−0でリード。
これなら安心して見れる。


勝利して王監督のインタビュー(デパートの中なので音は出ない)。
それが終わったら人は引いた。
残っているのは私と70歳くらいのお爺さんだけ。
CMが終われば得点場面のビデオが流れるだろう、
それを見たい、という魂胆。
お爺さんも私と同じ目的でCMの終わりを待っていた。


結局は番組は終わっていた。


デパートの外に出る。
池袋駅前に懐かしい街宣車
日の丸を掲げた「大日本愛国党」である。
昭和56年頃、数寄屋橋でよく赤尾敏総裁の
演説を聞いたものだ。


サンシャイン方面の道は若者でごった返していた。
横断歩道に赤いジープが立ち往生していた。
だが通行人はそのジープを笑顔で見ている。
可愛いワンコが助手席から身を乗り出して
目をつぶっていたからだ。(写真小)


埼京線のホームに人が溢れていた。
風の影響で大分遅れているようだ。
改札で払い戻しをしてもらい
西日暮里コースで帰ることにした。


千代田線に乗ると座っていた口髭のアラブ人が
立ち上がってママに席を譲る。
「そんなに年寄りに見えたかしら?こんなこと
はじめてよ」とママ。
「そうじゃないよ、アラブ人は女性に親切なだけ」と
慰める私。


北千住ではつくばエクスプレスが運休というアナ。
架線にビニールが引っかかったのが原因とか。
武蔵野線も動いていなかった。
私の早めのコース変更が大成功だった。
エヘン!
今時こんな言葉は使わないかな。