彼岸の入り→薬師寺

osyousan2006-03-18




夜中の2時にトイレに起きる。
その後、目が冴えて眠れず階下に下りて
テレビを見る。


ムックがついてきたのでオシッコを
させるため外に出る。
ムックには鈴がついているので
歩かせると近所に迷惑。
そこで抱いて広い道まで出る。
ムックは電信柱3ヶ所で用を足す。
丁度真上に月が煌々と照っていた。


朝は何時も通り6時半に起きる。
青空。
ムックと陸橋の上に出る。(写真)
富士山が見えるかな?
しかし、霞んでよく見えない。

「天気晴朗なれど、霞んで富士は見えず」


ここで司馬遼太郎の小説「坂の上の雲」を
思い出す。
ロシアのバルチック艦隊との歴史を変える
海戦で、東郷長官の参謀秋山真之が起草した名文。
「本日、天気明朗なれど波高し。興国の荒廃この一戦にあり。
各員一層奮励努力せよ」


義父のお墓参りに行く。
暖かくて、まさにお墓参り日和。
義母、義兄、ママとで薬師寺まで。
駐車場が広くなっていた。
運転が下手な私には有り難い。
相変わらずここの庭は綺麗に手入れされている。
梅の花がもう終わりに近い(写真)。


水道付近でご婦人が墓に備え付けの
ステンレス製の2つの花瓶がとれなくて
困っていた。
お墓の花瓶を水洗いしようと重ねて
水道場までもって来たのだろう。
40代の男性が力任せに取ろうとしたが、
ピチッとくっついたステンレス容器はびくともしない。


石の上に雑巾を広げてその上で強く叩いたらポロッととれた。


墓参後、ママと義母は4ヶ所あるお賽銭箱に
小銭を入れて拝んでいた。
休憩室に入る。
今日は他の人はいない。
夏の暑いときはこの休憩室の冷房が
嬉しい。
そしてお茶が旨い。


すぐそばの「華屋与兵衛」に入る。
昼時とあって込んでいる。
大きな店なので100名弱の客が入る。
座敷には黒いネクタイの法事の団体もいる。
それなのに店員は4名。
てんてこ舞いで可哀相なくらい。


我々のところにもやっと注文の食事が来た。
ママと義母は「蕎麦とネギトロ巻セット」。
私のところに置かれたのが「炊き込みご飯にうどんセット」。
そして大変お待たせしましたと帰ろうとする。
まてよ?
私は「華屋セット」だったのでは?
店員はもう一度伝票を見る。
「間違ったのならこれでいいよ」と妥協案。
「いや、すみません隣のお客様でした」と
全ての料理は撤収された。


前のテーブルのグループはみんな事務服を着ている。
昼休みに来たのだろう。
でも料理が遅くてやきもき。
今日はお彼岸の入りの土曜日。
1時間しかない昼食に来たの間違いだったようですね。


私が生ビール2杯にウーロンハイ1杯。義兄が生ビール1杯に
ウーロンハイ2杯。
すっかりいい気持ちになった。
帰りはママの運転。


義母と義兄を家まで送り届けてあとは
ママと2人。
文化放送の「みのもんたウイークエンドを捕まえろ」を
聞きながら帰る。
今日は船村徹がゲストで船村演歌をゆっくりと聞く。
すると涙がポロポロこぼれてきた。
ママには気づかれないように外を見る。


当然、家に帰り炬燵で眠った。
目を覚ますと広告で紙の箱を折る。
これはママに教えてもらった。(写真小)
蜜柑の皮や魚の骨などを入れるのに最適。
このままゴミ箱にポイッと出来る。
折り鶴以来、ちょっと折り紙に興味あり。


日テレでまた神の手をもつ脳外科医福島先生が
出ていた。
もう何回目になるのか?
初めてピンフォール手術を見たときは感激した。
TBSの「世界一受けたい授業」では星野仙一
登場。
そしてテレ朝では江原啓之と三輪明宏の「オーラの泉」。
それぞれちょっとずつチャンネルを合わす。