元気なおばちゃん

osyousan2005-11-21



久しぶりの遅番。
ママが接骨医院にマッサージに出かけた。
塗装屋さんの10時のお茶は私の役目。
お茶を出すと言っても既にママが
お盆に乗せてある。
「お茶が用意されてますよ」と声をかけるだけ。


職場に行く途中に獨協大学病院前を通る。
赤く紅葉した桜の葉が舞っている。
先日、治療ミスの隠蔽事件が起きたが
病院前は相変わらず患者やお見舞いの人が
行き来しているのだ。


私の前を空き缶を背負っている人が自転車で行く。
見た目にはかさばって重そうだが
どうも軽いようだ。
今日は危険物の収集日である。
背負っている人の顔を見たらおばあちゃんだった。
あの程度で千円するかな?(写真大)
我が家ではアルミ缶を身障者のために集めている家に
持っていく。


今日の昼食は1時からだ。
先発隊のNさん情報で日本海庄屋にした。
日替わりランチは鶏のチリソースと小鉢刺身。


誰もいないのでカウンターの真ん中に座る。
そしてランチが来るのを待つ。
客が少ないので3分くらいで4皿のおかずと
味噌汁が出てきた。(写真参照)


私の2席隣りにご婦人が一人で座った。
奥が充分空いているのに..。
ショートヘアで薄い色が入った眼鏡をしている。
年の頃は40才半ば。
彼女も日替わりランチを注文。
文庫本を出して読み始める。
やっぱり出てくるのが早い。
食べ終わると徐にタバコを出して
うまそうに煙を吐き出した。
タバコが実に似合ってる。
多分保険の外交員だろう。


入り口の小部屋では6人くらいのおばちゃんが
おしゃべりに夢中。
昼食はとうに終わっている。
どこに行ってもおばちゃんは元気。
先日の山登りでもおばちゃんが沢山いた。
帽子を被って目立つ衣服を着ている女性。
顔を見ると皺くしゃの70近いおばちゃんだった。
日本国を引っ張っているのは中年以上の
ご婦人だ。
小泉純一郎も何とかおばちゃんの支持を
得ている。


定年退職して地元に戻った男はみな元気がない。
会社では部長課長で張り切っていても
会社という傘がなければ何にもできないのだ。


昨晩矢沢永吉のドキュメントをやっていた。
突っ張りの矢沢も50代後半になった。
7年くらい前、信頼しているスタッフに
ダマされて数十億の借金を背負った。
永ちゃんもすっかりまいった。
だがそれを救ったのは奥さん一言。
「矢沢なら返せる」と背中を押したのだ。


と言うことで我が家のおばちゃんも元気。
でもここ数日腰痛で弱気かな?
今は、私が背中に膏薬を貼ってやっているのだ。