忠犬ムック

osyousan2005-08-19



まだ喉が痛い。
熟睡できないで1時間ごとに目が覚める。


それでも朝になれば元気。
ママにドリンク剤を貰ってストローでチュー。
そして何時も通りに出勤する。


昼は今日も蕎麦にした。
この蕎麦屋はウズラの卵がついてくる。
この卵をカットする鋏が添えられてきた。
蕎麦つゆにこれを入れなさいと言うわけ。
でも食べたた後に飲むそば湯
一緒に出てきた。

生卵を入れたつゆにそば湯を入れると
真っ白になる。
これは旨くない。
だから卵には手をつけなかった。


食後時間があったが、強い太陽で頭が痛くなる。
そのまま涼しい職場に戻る。
だれもいないところで椅子に座り目をつぶった。


熱い太陽が西に傾いて夕日になった頃、
人通りの少ない住宅街の大通りを自転車で走る。
南国に咲くような赤い花をつけた大きな木が
あった。
その根元にラジオを聴きながら新聞を見ている
黒い顔の男がいた。
そばにある自転車には沢山の荷物が結わえ
つけてある。そしてワンコもいた。


気ままに暮らすホームレスと見た。
彼にとってワンコは運命共同体
食中毒に注意してもらいたい。


散歩中のママとムックと会う。
自転車でそばによるとムックが尾っぽを振った。
散歩仲間のワンコが3匹いた。
飼い主のお爺さんが「おや、犬が好きな人をよく
知ってるねえ」と感心していた。
私を通りがかりのオヤジだと思っている。


ママによると鱈のおやつを置いて3時間ばかり家を
留守にした。
ママが家に帰ってくるとムックは一応喜んだ後に
鱈の干物を一気に食べたそうだ。


写真は門柱に立つ忠犬ムック。