解散

osyousan2005-08-08


朝、神社を通ると近所のお爺さんが竹箒で落ち葉やゴミを掃いていた。
誰に頼まれた訳じゃない。
毎日、神社や陸橋下などを掃除して
地元の清掃に無報酬で携わってくれてる。
まさに地域貢献市民である。
このお爺さんミニチュア・シュナイザーを飼っている。
だからよく言葉を交わす。


ママが今日は観劇にお出かけ。
私とムックで駅まで送ります。
私は今週は遅番で11時出勤。
まだ時間があるのでムックと簡単な散歩。
近所の花を大事にするオジサンっちの鉢に
ムックが足をあげてオシッコ。
見つかったら大変。
幸い庭にはいない。その場を離れたら、前から薄いサングラスを
かけたオジサンが自転車で戻ってきた。
ムックがかけたオシッコの跡をじっと見ている。

早足でムックを引いて帰る。


朝の芸能ニュースを見たら3日間で12万人を
集めた野外音楽祭(正確な名は知らない)をやっていた。
その大トリを桑田圭祐とサザンがつとめた。
新曲かなんだか知らんけど「ボボ」というような歌を卑猥なポーズで熱唱していた。
「ボボ」とは九州地方では女性性器のこと。
以前も「マンピーのGスポット」なんていう放送コードに触れるようなやつも歌っていた。
桑田圭祐は本当に下ネタが好きである。


その昔、桑田は長渕剛を「田舎ザル」と比喩した歌を出して
長渕を怒らした。桑田は普通の歌手じゃない。


1時過ぎ、蕎麦屋に行く。
そして盛り蕎麦を食べながら参院国会のテレビを見る。
隣のテーブルで一緒に見ていたネクタイ男。
一足先に大盛り蕎麦を食べていた。
食べ終わると、店主がアイスコーヒーを出す。
多分、このアイスコーヒーはサービスだろう。
と言うことはネクタイ男は信用金庫の集金人かな?


1時45分に郵政民営化法案が反対125,賛成108で否決。
これで解散へまっしぐら。
夏休みを取ろうとしていた先生方は忙しい。
いくら善いこと言おうにも落選したら終わりである。
先生も落選したらただの爺。


夜、小泉首相の記者会見。
「改革の本丸である郵政民営化が否決されたので
国民投票で賛否を問う。
民間で出来ることは民間に任せると旗印にした郵政民営化
出来なければ、どんな改革も出来ない。」と興奮しながら語った。


ママに聞いたら観劇から戻るとムックは大感激(掛けことば)。
散歩中、ママに飛びついていたそうだ。
それと私が家の出るときに与えた豚のアキレス腱とヒメ鱈の干物には
手をつけていなかったようだ。
食も忘れてひたすらママの帰りを待つムックにうるるん。


写真小:座椅子の上に飛び乗って私の耳を舐めるムック。
    舐めるときはご機嫌をとっている。
写真大:ムックは茶色で目鼻立ちや体の線がはっきりしない。
    白い壁をバックにして撮ってみた。