未来のダルビッシュ

osyousan2005-07-03


ムックを連れてリトルリーグのグランドに行く。
イングランドでこれから試合が始まるようだ。
試合があるグランドはグリーンの網フェンスで仕切ってある。
こっち側は誰もいない。
そこでムックを放した。
すると先発メンバーを紹介していたアナウンスで
「犬を散歩している方、犬は繋いでください」と言う。
えっオレのこと?
慌ててムックを前抱きのリュックに入れた。

ムックをリュックに入れてユックリ(しゃれ)とネット裏の方に
歩く。そこには我が子を応援する沢山の親たちがいた。
グランドを管理している老人が私に近づいてくる。
「硬球を使っておるんで、犬に当たったらイチコロやからのう」と
先ほどのアナウンスの訳を説明する。
この小さな犬ころが硬球に直撃されてバタンキューとなった
光景を思い浮かべ身震いがした。
だから納得。
「はい、わかりました」と素直に答えたら、
管理している老人が歯のない口を開けて笑った。


ライト後方にパイプ椅子に座って観戦している黒人男性がいた。
珍しいな?と思っていた。
すぐその訳がわかった。
ピッチャーが黒人少年。
背が高く足が長い、スタイル抜群の投手。
いい球を投げている。
そして打ってはホームラン。
このチームは彼のワンマンチームみたいだ。
相手チームもよくスピードボール食らいついていた。
とても試合だった。

10年後はダルビッシュのように成るかも知れない。
まあ、写真を残しておこう。


娘が来た。
ムックを飼うようになって我が家に戻ってくる
回数が多くなった。
まあ、マンションから我が家まで30分だから..。
駅まで迎えに行きながら買い物。
私はスーパーの駐車場でムックの散歩。
駐車場にいる制服を着た警備員のオジサンが
来客に対して親切に誘導している。
買い物をカートで車まで運んだあと、カートを戻そうと
するとオジサンが小走りにやってきてバトンタッチして
くれる。これから暑くなるのでこの仕事も大変である。
オジサン、頑張れ!


夕方、すぐ近くの100円ショップに行く。
入り口にツバメの巣があった。
天井の蛍光灯の後ろに。
その巣から雛が5羽顔を出している。
そのうち親ツバメが餌をくわえて飛んできた。
透き通った羽がある虫である。
その大きな餌を黄色いくちばしが飲み込もうとしている。
これだけの雛に満足させるには餌も大変な量だろう。
見ていると黄色いくちばしが引っ込んでお尻が出てきて
糞をぽとりと下に落とした。
巣の下は糞の山。

カラスに気をつけろ。