浅草→神田

osyousan2005-07-02


朝、ムックを前抱きリュックに入れて自転車でグランドに行く。
広いグランドの向こうに黒いコーギーが見える。
そばに来て鼻をこすりつける。
まだ6ヶ月の子供だった。
それでも体重はムックの4倍はあるだろう。


10時過ぎに浅草駅に下りる。
駅の下でHさんを見かけた。
赤い目をしていた。
チンケな入れ墨は長袖で隠している。
私服の私に気がつかないので知らんぷりを決め込む。

仲見世は相変わらず東南アジアの観光客が多い。
浅草寺境内はもう鉄パイプでほおずき市の準備をしていた。
入谷の朝顔市が6、7、8日でその後の9日が
ほおずき市(四万六千日)である。
境内から歓楽街に向かう道に屋台が出ていた。
チワワを抱いた太った男が屋台のお爺さんに
「大丈夫か?何かあったら電話しろよ」と命令調で
話していた。
テキ屋の元締めだろう?

ちょっとトイレに行きたくなって場外馬券売場に入る。
ここにいるのは50才以上の男性ばかり。
中には横になっているオジサンもいる。
やっぱり吹き溜まり的なイメージはある。
ここはやめた。

結局は百貨店ロックのきれいなトイレに入った。


銀座線で神田に出る。
11時半が「王将」の開店時間なのでそれに合わせる。
生ビールが1杯につき190円引きで290円。
コックの華麗な鉄鍋捌きを横目で見て、生ビールを飲みつつ餃子を
つまんでいると携帯が鳴る。
近場で時間調整をしているならメンバーが揃っているから
早く来いという電話。
今日も正午から麻雀。

久しぶりの麻雀だが、調子はイマイチだった。
何しろ毎回配牌が悪い。
パーフェクトが2回、役満が1回出た。
いずれも他の人。
当然、だから私は負け組。
しかし、愚痴は言いたくない。
負けても笑顔で、別にどってことない、と見せるのが勝負師。

メンバーの奥さんから電話が入り早めに終わる。


そこで御徒町で下りて昔懐かしい居酒屋「かっぱ」に寄ってみる。
休みだった。
やっぱりツイていなかった。


地元の飲み屋に入る。
カツオ、奴豆腐、カレイの唐揚げを食べて仕上げは
スジコと昆布のおにぎり。
酔うと麻雀のことは忘れていい気分になった。
B型は食べると嫌なことはすぐに忘れる。