大腸ポリープ切除

osyousan2009-03-05


朝7時30分から2リットルの下剤を、2時間かけて飲む。
これがポカリスエットを不味くしたような味、とても苦痛である。


すぐに下痢。


トイレに10回以上しゃがんだ。


クリニックから「前の患者が遅れているので自宅待機して」との電話。
嫌なことは早く済ませたい。


日だまりでこっくりこっくりしているムックが羨ましい。



それでも12時前には家を出た。


診察室の隣で着替え。
素っ裸になってお尻に切れ目が入っているブルーのトランクスを履き、手術着を頭からすっぽりと着用。


着替えた部屋はこんなとこ。
パソコンをのぞき見たら私は今日4番目の患者。


50歳くらいの看護婦さんに誘導されて手術台に上がる。
ここで初めて院長先生に会う。


思っていたより若い。
感じはお笑いタレント「ほっしゃん」そっくり。


注射をされると眠くなる。
気がついたら尻から管がが入っていた。


結構、お腹が圧迫される。
頭にカンテラをつけた管がクネクネ曲がった腸を入って行くんだから..。


「ちいさなポリープがありますから切り取りましょう」と明るく言う。


手術時間は1時間くらいかな?
無事終わる。


先生が写真をもとに説明。
私の大腸の中ってきれいなもんだ。


切除したポリープも小瓶に入れて見せてくれた。
なんと小さな私の分身。
5ミリもないだろう。


先生に「便秘の原因はなんだったんでしょう?」
「うーん..」と先生から明快な答えは得られなかった。


ただ痔の兆候はあるようだ。
大腸の腫瘍が原因じゃなくてよかったわい。


一応ポリープを切除した手術なので、結構注意事項がある。
手術なんて笑っちゃうが。


これから3食は流動食。
お腹の安静をたもつ、というポリエクトミール。
製造元はグリコである。


第一食は濃厚な流動食。
と言っても紅茶味の液体だ。
飲食に命をかけてきた私にとって辛い。



ムックの散歩は南越谷公園。
白いワンコが放し飼いにされていた。
メス犬でムックと遊ぶ。


すると向こうからミニチュアシュナイザーが飛んで来た。
「ワンワン!」「ギャンギャン!」と始まった。
相手はムックの倍の大きさ。


慌ててリードを引っ張ったらムックは宙に浮いてしまった。
おお、かわいそう。


散歩の帰りにTSUTAYAに寄り、DVDを借りた。
アルコールのない夜は長い。


夕食はお粥だった。



WBCの日本対中国は4−0で順当な勝ち方。
もっと大差でもいいが..。


午後11時半、お腹がキュルキュル言っているのだ。