秋葉原、神田、御徒町..

osyousan2009-01-12


ムックとの朝の散歩は陸橋にのぼる。
富士山は見えなかった。
スロープの上から下を通るワンコを見て唸るムック。



新越谷駅のホームに着物の新成人がいる。
いい光景である。
肖像権があるので正面からは撮れない。



日比谷線に乗る。
途中で準急の待ち合わせがあったが、そのまま。
目的地は秋葉原だが急がない。
電車の中で本が読みたいのだ。


秋葉原駅に着くと「ヨドバシーアキハバラ」に行く。
丸ビルのような、どでかい電気店である。
丸ビルとは遠い昔の表現だなあ。


ここで目ざまし時計を買う。
今まで使っているやつが、アラームが鳴らなくなったからだ。
そう言えば我が家の電化製品、次々と故障している。


冷蔵庫の製氷機、電気ポットなど。
そして私の記憶力も故障しているのだ。


時計を買った後、デジカメの小型三脚を見つけた。
サイバーショットは薄いから置いておけない。
タイマーを使うときはこれが必要だ。
まず買ったものをお見せする。



秋葉原まで来て神田明神に行かない手はない。


思ったより空いていた。
本堂の前に椅子が置いてあり人垣が出来ていた。
脚立に立っているカメラマンに聞いてみた。


「一般客は本堂でお参り出来ないんですか?」と。
「商売繁盛の護摩を焚いてもらう人はここで座って待つんです」という答え。


一般客は本堂の手前に置いた台と大黒様のところで参拝していた。



神田に行くため万世橋を渡る。
小さな船がその下を通る。
いい構図である。



神田駅前の「江戸っ子寿司」に入ると満席。
ここはすべてカウンター。
お気に入りの寿司屋である。


昔、仕事帰りに神田で麻雀をやった時、よくここで寿司6カンと瓶ビールを飲んで雀荘に乗り込んだっけ。
3年前にはママも連れてきた。


店内に並んだが5番目だった。
「ミル貝ちょうだい」と客がいい、板さんが「すみません、売り切れです」という声が聞こえた。
もう1時50分でネタもなくなっているらしい。
好きなミル貝がなければやめよう。


すみません、と言って外に出た。


電車に乗って行った先は2つ目の御徒町
ガード下の300円居酒屋に入る。
ここはすべてが300円である。
厳密に言えば315円。


店内は客でいっぱい。
カウンター内のマスターと客担当のおばちゃんの二人でやっている。
生ビールと特製煮込みを頼む。


私の隣は太っちょオニイサン。
その向こうは私と同じくらいの年の細面の男。
二人が話をしている。
細面「私は東京で出てきて、3日前にここを知ったんですが、京都には300円なんていう店はありませんよ。」
太っちょ「この店はいいですよ、ねえマスター」


生ビールの後は黒ホッピーを飲んだ。
それで終わり。
勘定は簡単。
945円。
壁に計算表が貼ってある。


御徒町駅前の100円ショップで手袋を買う。
それまでやっていた手袋に穴があいたからだ。
駅の前にホームレスのオバちゃんがいた。
素手である。


「オバちゃん、古いけど手袋使う?」と聞いてみた。
すると「いりません!」ときっぱり。


駅前の吉池に入り神田の鮨屋で食べれなかったミル貝を買う。
ついでに3点ほど衝動買い。
店内に大きな鱒がいる。
キングサーモン「ますのすけ」という立派な名前が付いていた。



そのままアメ横方面へ歩く。
暮れの込み方とは比べ物にはならないが相変わらず込んでいる。



呼び込みの声を聞くだけで楽しい。
商品に4,200円、2,800円という値段が付いているが「2千円でいいよ!」「千円でいいよ!」と声が掛る。


実に割り切りがいい。


先日アメ横商店のドキュメンタリー番組をやっていたが、チョコレート店の前を通ったら番組に登場した2代目が「もう1枚おまけ!」と言いながら舞台に立っていた。





ママと留守番をしていたムック。
この手は娘。