三浦アルプス

osyousan2009-01-10


真っ暗の中、駅に向かう。
背中にリュック、毛糸の帽子を深くかぶって..。
新越谷駅から半蔵門線中央林間行きに乗る。


曳舟から東武線→半蔵門線にバトンタッチ。
車内放送もかわいらしい女性の声。


錦糸町でJR総武線に乗り換え。
逗子行きである。


長時間になるので講談社文庫「すべてがFになる」を読む。
この小説は分厚くてなかなか手ごわい。
しばらくして目をあげるともう横浜。


逗子駅で7分ほど待って後から来た久里浜行きに乗る。
するとそこにM田女史が座っていた。
今日のメンバーの一人。


目的地田浦駅に到着したのは8時58分だった。
もう仲間が8人ほどいた。
今日は三浦アルプスを目指す。
総勢14人が揃うと出発。


まず上ったのが田浦梅林。
田浦港が見下ろせる山に沢山の梅の木。
天皇が誕生したときに記念して植樹したそうだ。


梅林の下に水仙が咲いていた。
1ヵ月もすれば満開になるだろう。



三浦アルプスと言うくらいだから幾つもの山を上り下りする。
そして昨日の雨で滑りやすくなっているから悪戦苦闘。
少なくとも5人が滑って転んだ。


実は私も、もんどりうって背中から転んだ。
しかし、リュックがショックを和らげてくれたのだ。
ラッキー。

一番高いところでも210メートルの低山ばかりだが、こんなロープをつたって登る場所もあったのだ。


山の中にある案内板に「えっ?」と思う。


こっちに行くと商店街がある、という案内である。
山の中にあるこの道は生活道路だった?


急な登り道に網目のステップ階段が作られていた。
これには感激。


天気も良く風もなくありがたいハイキング日和だったが、冨士山が拝めなかったのが残念である。
ここでもう一度海の景色。



山を下りて来たのが葉山の一色町
懐かしい名前だ。
学生時代漁師の友だちがいて、10数名でお金を出して海の家を借りた。
ひと夏である。
それが一色海岸。


一色住宅(?)というバス停から逗子までバス。
ヘトヘトになってたどり着いたのが「みなも」という名の蕎麦屋
ここはリーダーが予約しておいてくれたのだ。


いつもように反省会。
反省会とはお疲れさん飲み会のこと。

飲んだ、飲んだ。

そうだ、お醤油をかぶった人がいたっけ。
注文した冷奴が来たので親切なY口さんが、醤油さしを隣のE藤さんに手渡そうとしたら、E藤さんがいきなり振り向いて手を出した。


手にぶつかったお醤油は宙を舞って紫の液体を振りまいたのだ。
E藤さんの隣にいたI澤さんも被害者。


誰が悪いわけじゃない、
出会い頭のタイミングだった。
ショウユうこと。


締めはこの店自慢の戸隠そば。


蕎麦を食べた後、リーダーのご指名で私が関東の一本締めの音頭をとらせていただく。
「ポン!」


帰りは逗子駅から始発。
これは嬉しい。
皆酔っているからすぐに寝る。


最後にママが撮影したムックの写真を載せて終わり。