裏門通りの「ぎんねこ」

osyousan2008-03-13





昼、旧中山道をわたり裏門通りを県庁方面へ歩く。
左手に「ぎんねこ」の看板。
建物の横にも大きな文字(写真)。


この店名で、蕎麦屋である。
戦前はレストランでその名もシルバーキャットだった。
戦争が始まると敵国の名前はノー、そこで和訳して「ぎんねこ」。


終戦になると配給のそば粉で蕎麦屋を始めた。
実に分かり易い歴史である。


実はこの話題、2年前にもブログで書いた。
名前の由来を調べようとGoogleで検索したら何回か後に「ムックへの異常な愛」と出た。


「ぎんねこ」の引き戸をガラガラっと開けるともう8割の入り。
みな隣り合わせで肩がぶつかりそうである。
圧倒的に埼玉県庁の職員が多い。


そこここで軽い挨拶をしている。


店のTVを見たら「笑っていいとも」をやっていた。
今日のテレフォンショッキングは宮沢りえ
痩せたなあ。


我々中高年にはあのサンタフェのりえちゃんがいい。


タヌキ蕎麦を食べた。
決して旨い!というしろものじゃない(正直)。
でも昼食はこんなもんで、いい。


玉蔵院に寄ってみた。
白梅は咲いているが、名物の枝垂れ桜はまだ蕾だった。


中山道の街路樹白モクレンが咲いていた。
モクレンもじっくり見るといい。



5時を過ぎると職場を出る。
明日からまた3連休。
気分がウキウキ。
前から行きたかった東松山名物の串焼き(やきとり)を食べさせてくれる店に行った。


職場のすぐ近く、旧中山道脇にある「かしら屋」である。
串焼きと言っても一般に言われている焼きトンである。


カウンターに座る。
「お飲物は?」
「瓶ビールにして」


「ご注文は?」
東松山で食べたかしらを食べたいんだけど」
「はい、それは座れば出てきます」
「えっ?」


すると会社帰り3人組が座った。
彼らのほうに先にやきとり(かしら)が出た。
順番は私の方が先のはず。


「待っていれば、かしらは出てくるの?」と新米の店員にもう一度聞いた。
「ハイそうです」と返事。


やっと念願のかしらが出てきた(写真、赤いのは味噌ダレ)。
やっぱり旨い!
追加にタンとナンコツを頼む。


焼きトンが置いてある皿が空くと、店主がまたかしらを皿の上に置く。
これがこの店のシステムである。
ホッピーと味付け豆腐を追加注文。


味付け豆腐とは冷や奴に海苔と韓国風のタレ。


すっかりいい気分(アルコールは弱い)。
TVで大相撲が終わった時間に店を出た。
まだ外は薄暮


地元駅に着くと「さて、カラオケでも行こうか」と思った。
でもムックの顔を見たい。
結局、バリエでパンを買って帰ることにした。


バリエ入り口に、ホワイトデーコーナーが出来ていた。
明日である。
私はもう済ました..。


家で菓子パンを食べていたら救急車のサイレンが鳴る。
近所らしい。
ムックが吠える。


ママが確かめに出ると救急車は、なんと前の家だった。
3才のNくんが階段から落ちて頭を切ったらしい。


我が息子もNくんくらいの時、階段から転げ落ちて額を切っている。
その時は救急車ではなくママが自転車で救急病院まで運んだ。
傷口はホッチキスで塞いだ..。
男の子に怪我はつきものである。