バベル
今日は本部出張者(研修)が多く、私の役割は一日電話番だった。
昼近くに客が来た。
私の担当客ではないが、ニコヤカに応対。
建築会社の役員をして62歳で退職、
別会社に再就職して総務事務を任されている65歳の男性。
この男性に親しみが涌いて話に花が咲く。
昼、「日高屋」に行く。
この気温なら冷やし中華がいい。
ドアを開けると先ほど事務所でお話した客とばったり。
私の顔は平凡、だから相手が気がつかない。
そこで「ご縁がありますねえ」とこっちから声を掛けた。
やっと分かったようだ。
3時過ぎに雷が鳴って強い雨が降ってきた。
窓ガラスを打つ雨音がひょうのようだ。
この雨も1時間くらいでカラッと晴れた。
帰りにさいたまMOVIXに行く(写真小)。
たまには、文化を味わう時間が必要。
MOVIXはさいたま新都心のコクーンの向こうにある。
ずらっと並んだ受付、照明が幻想的。
6時35分から始まる「バベル」の入場券を買う。
シニア割引で千円。
まだ時間があるので映画館の外にある
中華「ぶぶか」でラーメンと、餃子を食べる(写真)。
当然、生ビールもいただく。
2杯も。
京都のお茶漬けはぶぶと言ったっけ?
ぶぶかって何だ?
ロシアの棒高跳びの英雄ブブカからとったらしい。
いい気持ちになって再びMOVIXへ。
これじゃ面白くない映画なら寝てしまう。
難しい映画だった。
バベルの題名は聖書にあるバベルの塔から来ている。
傲慢になった人間が天まで届くような塔を作った、
それを怒った神が別々の言語を使うよう変えた。
そうすると意志の疎通が上手くいかなくて
団結して大きなことが出来ない。
いやこれは粗筋じゃない。
アメリカ、メキシコ、モロッコ、日本、それぞれで物語が展開。
いいところで場面が、別の物語に変わる。
テンポがある。
活劇に慣れていた私としてはちょっと飽きた場面もあった。
アカデミー賞の助演女優賞にノミネートされた菊池凛子、
日本人から見て、ちっとも魅力的じゃない(失礼)。
西洋人が選んだ、東洋の神秘というところかな。
それとパッと衝撃的なヌードになったからだろう。
地元駅に着いたのが10時。
もう真っ直ぐ帰ろう。
ムックがオモチャをばらまいてポーズ(写真)。