バベル

osyousan2007-05-10




今日は本部出張者(研修)が多く、私の役割は一日電話番だった。


昼近くに客が来た。
私の担当客ではないが、ニコヤカに応対。
建築会社の役員をして62歳で退職、
別会社に再就職して総務事務を任されている65歳の男性。
この男性に親しみが涌いて話に花が咲く。


昼、「日高屋」に行く。
この気温なら冷やし中華がいい。
ドアを開けると先ほど事務所でお話した客とばったり。
私の顔は平凡、だから相手が気がつかない。


そこで「ご縁がありますねえ」とこっちから声を掛けた。
やっと分かったようだ。


3時過ぎに雷が鳴って強い雨が降ってきた。
窓ガラスを打つ雨音がひょうのようだ。
この雨も1時間くらいでカラッと晴れた。


帰りにさいたまMOVIXに行く(写真小)。
たまには、文化を味わう時間が必要。
MOVIXはさいたま新都心コクーンの向こうにある。
ずらっと並んだ受付、照明が幻想的。
6時35分から始まる「バベル」の入場券を買う。
シニア割引で千円。


まだ時間があるので映画館の外にある
中華「ぶぶか」でラーメンと、餃子を食べる(写真)。
当然、生ビールもいただく。
2杯も。


京都のお茶漬けはぶぶと言ったっけ?
ぶぶかって何だ?
ロシアの棒高跳びの英雄ブブカからとったらしい。


いい気持ちになって再びMOVIXへ。
これじゃ面白くない映画なら寝てしまう。


難しい映画だった。


バベルの題名は聖書にあるバベルの塔から来ている。
傲慢になった人間が天まで届くような塔を作った、
それを怒った神が別々の言語を使うよう変えた。
そうすると意志の疎通が上手くいかなくて
団結して大きなことが出来ない。


いやこれは粗筋じゃない。


アメリカ、メキシコ、モロッコ、日本、それぞれで物語が展開。
いいところで場面が、別の物語に変わる。
テンポがある。


活劇に慣れていた私としてはちょっと飽きた場面もあった。


アカデミー賞助演女優賞にノミネートされた菊池凛子
日本人から見て、ちっとも魅力的じゃない(失礼)。
西洋人が選んだ、東洋の神秘というところかな。


それとパッと衝撃的なヌードになったからだろう。


地元駅に着いたのが10時。
もう真っ直ぐ帰ろう。


ムックがオモチャをばらまいてポーズ(写真)。